新築の間取り失敗例28選と対策ポイント

新築で失敗しない間取りイメージ




家疑問くん新築の間取りの打ち合わせ中なんだけど、間取りで絶対に後悔したくない!
だから、実際にある間取りの失敗例をたくさん知りたい!」

 

そんな要望にお応えします。

 

本記事の内容はこちらです。

本記事の内容
  • 新築の間取り失敗例を具体的に28種類を紹介
  • 注文住宅で後悔しやすいポイントと対策

 

限られた時間の中で建築会社と打ち合わせを行い、家族の暮らしを細かく想像して図面に落とし込んでいく。

非常に難しいですよね。

本記事では、新築計画を進めていく中で、どこのポイントをチェックしておけば失敗の確率を下げていけるのか、また、間取りの具体的に例を挙げながら解説していきます。

補足
なお、失敗例は私が注文住宅の営業時代に関わってきたお客様の実際の声や、一緒に働いてきた先輩や設計士から聞いた例を参考にしています。

では早速解説していきます。

 

1.新築の間取りで失敗しやすいポイントと対策

新築計画は限られた時間の中で進めなくてはいけませんので、集められる情報も限られています。

時間的にたくさん間取りを勉強できる人は少ないでしょうし、人によって暮らしのスタイルや環境は大きく異なるため、どの情報が自分たち家族に合っているかの判断も難しいですよね。

さらに言えば所有している土地の状況によっても大きく違い、いかに土地のメリットを活かしながらデメリットを補うのか、も重要です。
間取り考えていくのは注文住宅の楽しさでもありながら、同時にチェック項目も多く失敗に繋がりやすい。

ただ、建築会社と打ち合わせを進めていく上で、失敗しにくい部分としやすい部分があるのは確かです。

下記間取りの失敗確率を下げるためのポイントを4点解説します。

 1-1.後から対応が難しく、変更に大きなコストが掛かるポイントを押さえる

例えば、後悔した間取りのアンケート結果を見るとSUUMOさんや各注文住宅の会社さんで「収納」が上位3位以内に入ってきます(1位が多い)。

ですが、収納は新築後に対応、工夫により改善できる場合が多々あります。

世の中、たくさんの収納家具が出回っていますし、DIYも可能です。

最悪、致命的な誤りでなければ、収納は木材工事に関わるのでリフォームしても比較的コストが小さく済みます。

何が言いたいかというと「ダメージの大きな失敗を回避する」ということが大事です。

間取りにおいて、新築後に修正が難しい、リフォームでコストが大きくなるのは以下の部分です。

■窓、サッシ
窓、サッシが高価であるのはもちろんですが、耐震構造に関わってくるので簡単に増やすことは出来きません。また最近ですと高性能な断熱材が絡むので、リフォームの難易度が高いです。

■水回り(キッチン、浴室、洗面台など)
水道の配管も関わりますし、何より注文住宅の中で水回りの設備が一番高額だからです。

■バルコニーや屋上
防水加工されているものですし、外壁材やアルミサッシ(バルコニー用)に関わるので、リフォームは高額になります。

■部屋の広さなど壁、柱の位置
動線や各部屋の失敗は、もちろん壁や柱の位置に関わってきますので、簡単な修正は難しいでしょう。耐震構造上必要なものと建築確認申請を出している壁は勝手に撤去できませんので、簡単にリフォームできるわけではありません。

ダメージが大きいものは新築の間取りを決める上でより注意しましょう。

 1-2.営業マンや設計士に間取りの要望を伝えるタイミングで失敗

建築会社と契約前後の間取り打ち合わせで、自分たちの要望を住宅営業マンや設計士に伝えるタイミングがあると思います。
特に最初に伝えるタイミングは「契約前」がほとんどのはずです。

実はその時の伝え方で失敗に繋がるリスクが発生します。

例えば要望で
1.「南側に和室」
2.「リビング階段」
と伝えたとします。

それも、深く考えたわけでも無く「夫婦にとっての絶対条件です」と伝えたとします。

実はこの伝え方、大きな後悔に繋がる例です。

南側に和室という要望により、土地や建物全体の広さや方位によりますが、必然的にダイニングやキッチンは南以外の東、西、北側になる可能性が高いでしょう。

南側には必然的にリビングと和室になります。

特に南道路の土地だった場合、玄関が南側になるケースが多いので、間取りの選択肢は減ります。

追加でリビングに階段を隣接すれば、水回りの位置も含め、おおよそ間取りは固定されてしまいます。

階段の場所が固定されるということは、2階の配置の選択肢も減ってしまいます(1階リビングの場合)。

ここで大事なポイントは
「住宅営業マンと設計士はNOと言えない」
という部分です。

特に契約前なら尚更、要望を叶える間取りを提案してきます。

営業マンと設計士は「契約を取りたい」「嫌われたくない」という気持ちが強いので、デメリットをはっきりと伝えることはしません。

やんわり伝える人も多いですが「絶対条件」と言われたらデメリットは口にしないでしょう。

本当はリビング階段にしなければ2階も含めてすごく良い間取りになるのに、決して言わなくなるでしょう。

※それでもはっきり言える営業マンは、相当売っている自信がある人か、相当な変わり者か、どちらかです。

 

つまり、要望を具体的に指定した伝え方は、自分たちで間取りの可能性を限定して「首を絞める」行為です。

住宅営業マンや設計士には以下のように伝えることで、失敗確率は下がります。

  • 「私たちの要望はこれですけど、何か代替え案があれば絶対に言って下さいね」
  • 「優先はリビング階段ですが絶対ではありません。止めた方が良い場合は教えて下さいね」

なるべく営業マンや設計士が反対意見を言える環境づくりが大事です。

また、要望を伝える際は、必ず優先順位も付け加えましょう。

⇒ 間取りで失敗しない為の基本的な考え方をまとめたページもありますので、ぜひご覧ください。

 

 1-3.電気計画打ち合わせなど、設計士が関わらない時が危ない

続いて新築での失敗が多くなる原因は、設計士が関わらないタイミングの打ち合わせです。

ランキングではコンセントや照明器具、LAN配線などの電気計画は上位に入ってきます。

電気設備は各ご家族の生活動線、配置予定の家具によって全く変わってしまうので、注文住宅メーカーの人が具体的なアドバイスはできません。

自分たちだけで考えることになってしまうので必然と後悔が多くなります。

また、後からリフォームでコンセントやスイッチを増やすだけでも、実は思ったよりもコストが大きくなるケースが発生します。
断熱材に関わる外周部であればなおさらです(内断熱メーカーに限り)。

以下、具体的な電気計画での流れを記載しますので参考にして下さい。

電気設備で失敗しない為の流れ
  1. まず、現在自宅にある家具のどれを新築に持ち込むかを検討します。
  2. 続いて新調予定の家具の候補を決めます。
    (なるべく具体的に家具の量販店やインターネットを見て決めてください)
  3. 50分の1図面に正確なサイズで家具を記入します。
    (消せるタイプのボールペンが良いでしょう)
    1/50スケールの定規を購入すれば記入し易いです。
  4. 家具を記入したら、図面を何枚もコピーします。
  5. コピーした図面に家族の動線を「別々の図面」に線で記入します。
    専業主婦の奥様なら家事動線、ご主人なら出勤時や帰宅時の動きなど、細かく記載します。
  6. それができたら、初めてコンセントの位置や照明器具、スイッチを記入していきましょう。
  7. 記載した図面を元に、ハウスメーカーや工務店の営業担当や監督と打ち合わせましょう。

 1-4.収納計画を疎かにしてしまったタイミングで失敗が多い

上述した通り、収納計画の失敗はダメージが小さいとは言えもっとも可能性が高いものです。

原因としては、やはり設計士が深く関わらないことが多いからです。本来であれば、新築の間取りを考える上で自宅の「物」を全て紙に書きだして設計士や収納アドバイザーに伝えるのが理想です。しかし、実際にはそこまでやる注文住宅メーカーは少ないです(専門の収納アドバイザーを設置している建築会社も存在します)。

だからこそ収納計画はざっくりとしたものになってしまい、失敗例が多いです。

収納に関しては下記ページを参考にして下さい。

⇒新築の収納に関して基本的な考え方と収納プランニングのポイントはこちら

 

では、いよいよここから具体的な新築の間取りの失敗例を挙げていきます。

 

2.電気配線計画の失敗例

電気配線計画は上述しましたが、購入・持ち込み予定の家具を図面に記載して計画を立てましょう。
ただ、それでも後悔しやすいのが電気配線ですね。

以下、失敗例を記載していきます。

 2-1.コンセントの数と位置の失敗

ほとんどの場合、建築会社の本体価格(標準価格)に含まれるコンセントや配線の数は足りないと思います。
予算計画の段階で電気配線計画の予算は取っておきましょう。新築会社にもよりますが、照明器具も含め30万円前後は最低でも必要でしょう。
(電気配線が本体価格に含まれず、別料金の注文住宅メーカーの場合は30万円では足りないので注意してください)

コンセント不足や位置の失敗例は挙がると切りがありません。

コンセント不足や位置の失敗例
  • キッチン周りの家電関係コンセント
  • リビング周辺の電気回線が少なく容量不足
  • 掃除機のコンセント
  • 庭や駐車場などの外部コンセント設置漏れ
  • PC・プリンタ用のコンセント設置漏れ

 2-2.照明スイッチの位置の失敗例

照明スイッチの位置の失敗例3点です。

■ウォークインクローゼットの照明スイッチの位置
WICは夫婦の寝室に繋がっているケースが多いと思います。
WICの照明スイッチを外側(寝室側)に設置したことでの後悔したケースです。
夫婦の生活時間帯が違うと寝る時間も違います。
例えば、旦那さんが先に寝ているとき、着替えようとWICに入ると、先に電気をつけてから中に入るので扉を開けた時に光が寝室に入ってきてしまって神経質な旦那さんが起きてしまうそうです。

■リビングの照明スイッチの位置(LDK一体型、リビング階段無し)
玄関から入ってくる場所にしか照明スイッチを付けなかった事が後悔。朝や夕方はキッチンだけが暗いことがあるので、リビングのオンとオフをキッチン側にも付けておくべきでした。毎回リビングまで歩かないといけなくなります。

■玄関ホールは人感センサーにしておけば
人感センサーが存在しているのは知っていたそうですが、その建築会社でも普通に人感センサーにできることを知らず(誰にも提案されず)、普通のスイッチにしてしまいました。
人感センサーにしておけば夜に荷物を持って中に入った時とかとっても楽でした。

 2-3.LAN配線の位置の失敗例

インターネット配線関係の失敗例2つです。

■モデムの位置をクローゼットの中にしておけば
ネット配線のことが詳しくないので、モデムをリビングのカウンター下に配置したが(よく使う場所に取り付けるものだと思い込んでいた)、配線が隠せるクローゼットの中に設置しておけば良かったと後から知って後悔しました。

■無線が思ったより届かないことが多い(土地を新規で購入しての新築)
周りの環境のせいなのか、モデムやルーターのせいなのか、家の中のWi-Fiが思ったより届かない。仕方が無く無線中継器を購入しましたが、見栄えが悪いのでLANジャックを多数設置しておけば良かったと思います。

 

3.収納の失敗例

具体的な収納プランニング ~量の把握と適材適所の配置~
失敗例で断トツ一番の「収納」。一部ピックアップして紹介します。

 3-1.子供の収納グッズを計算しておけば良かった

子供が産まれる前に新築した夫婦の例です。

夫婦のコミュニケーションを大事にしたくて、リビング・ダイニングにこだわった新築、間取りにしました。
ただ、広さを重視したので収納が少なく、子供が産まれてからはリビングに収納が全く足りなくなったことを後悔しています。
(収納は2階が多く屋根裏もあるため、量は問題無いと思っていた)

 3-2.洗面脱衣所の収納計画を後悔

水回りの収納量を増やすために、洗面脱衣所に奥行の浅いクローゼットを設置してもらったので、問題無いと思っていました。
ですが、実際には細かい消耗品を整理して保存しないと使い勝手が非常に悪かったのです。

クローゼットに後付けで細かい棚や収納ボックスを設置しましたが、毎回折れ戸を開かなくてはいけないので非常にめんどうです。

最初から収納すべきものを想定して、多少金額が掛かっても備え付けのシステム収納にしてもらえば良かった。

 3-3.布団が綺麗にしまえない

リビング横の和室に布団をしまいたいので、押入れを作ってもらいました。

設計士の方からは横幅910mm(半畳)で十分足りると言われたのですが、実際に片付けてみると横幅が少し足りず布団が曲ってしまいます。
新築後は思ったより親族や友人が宿泊したので、布団の出し入れが頻繁だったので失敗したと思います。

 3-4.備え付けの収納棚が失敗だった

見た目が綺麗だと思い、クローゼットや屋根裏に備え付けの収納棚を複数個所設置してもらいました。

ですが、実際に収納するものと大きさが噛み合っていない場所だったり、収納棚が不要だと思う部屋、場所があったりします。

備え付けですので取り外すこともできず後悔しました。

 

4.リビングの失敗例

リビングイメージ

リビングの間取りの失敗例を2つご紹介します。

 4-1.夫婦共働きだからこそリビング階段にしたけど

夫婦共働きなので子供とのコミュニケーションを大事にしたいとリビング階段にしましたが、冬、想像以上にリビングが寒くなってしまう上、電気代が異常に高くなってしまいました。

それに、リビングに階段が無かったとしても家族は自然にLDKに集まってくるので、不要だったと後悔しています。

⇒ リビング階段で後悔しないための対策を下記ページにまとめました。

 4-2.子供用の勉強カウンターを作ってもらったけど

リビングで母親と一緒に勉強すれば学力が上ると聞いたことがあり、専用の勉強カウンターをリビングダイニングに作ってもらいましたが、結局ダイニングテーブルで勉強が多かったのでカウンターは荷物置きになってしまいました。

さらに受験シーズンには子供部屋にこもるようになり、カウンターは全く必要なかったです。取り外すのも出来ないので後悔しました。


⇒ リビングの間取りを作る上での基本的な考え方や要望の伝え方をまとめました。

 

5.キッチンの失敗例

キッチンイメージ

キッチンの間取り失敗例を2つ紹介します。

 5-1.ゴミ箱の位置を計算した間取りにすれば良かった

住宅メーカーとの図面打ち合わせでゴミ箱の話が一度も出ませんでした。何も考えずに間取りを決定しましたが、家が完成してからゴミ箱の置き場が無いことに気が付き後悔しました。

2階リビングだったので勝手口も無く、生ゴミを一時的に置いておくサービスバルコニーを作っておけば良かった。仕方が無く、通常のバルコニーに小型のポリバケツを置いて対応しています。

》チェックポイント
・キッチンメーカーの食器棚には、3つの分別ゴミ箱を収納できるタイプも多いので、ゴミ箱の設置場所に困ったら利用してみましょう。
・2階リビングの住宅ならば、通常のバルコニーとは別にキッチン付近にサービスバルコニーを作るのが良いでしょう。

 5-2.冷蔵庫の位置を奥にしてしまった

I型ペニンシュラキッチンで、キッチンの入口から見て奥に冷蔵庫を設置した間取りにしました。しかし、子供が成長し飲み物の出し入れなど家族の使用頻度が多くなったので、入口側に配置すれば良かった。特に料理中に旦那や子供がキッチンの中を通るのでお互い邪魔になってしまいます。

キッチンメーカーの食器棚を購入したのですが、固定されているので移動が難しく冷蔵庫の位置は変更できません。

》チェックポイント
・冷蔵庫の位置は家族の使い方にも寄りますが、家族全員が冷蔵庫の使用頻度が高いのであれば入口に設置すべきだと思います。
最近はキッチン周りに生活感が出ないように、リビングやダイニングから冷蔵庫が見えないような間取りにした方が増加しています。

 

⇒ その他のキッチンタイプ別の失敗例は下記ページをご参照下さい。

 

6.バルコニーの失敗例

続いてバルコニーの失敗例をご紹介します。

 6-1.予算を気にしてバルコニーを狭くしてしまった

建築会社や種類に寄りますが、バルコニーは1坪15万~25万円ほどが相場です。

バルコニーは予定より小さくしても生活に大きな支障が無く予算を抑え易いのが特徴です。

ただ、それが後悔に繋がってしまうケースもある。

 

バルコニー注意点
■木造住宅で最も小さいバルコニーの奥行は910mmです(壁を除いた内寸、有効寸法は750mm前後)。
この奥行は洗濯物を干すしか出来ないサイズです。
1.5倍1,365mmは椅子が置けたり、少しガーデニングが出来たり、ゆとりが生まれます。
2倍の1,820mmは小型のテーブルと椅子を設置できます。

■バルコニーの幅は、一度に布団を干す量、及び外観によって決めましょう。
奥行の方を優先すべきですが、住宅の凹凸や窓の配置に合わせた横幅にした方が外観は綺麗です。
無駄に広くしても意味はありませんが、削り過ぎにも注意しましょう。

 6-2.バルコニーに水道を付けておけば良かった

バルコニーの後悔で最も多いのが水道の付け忘れです。
掃除が大変ですので、どんな小型のバルコニーでも水道は付けておくべきだと思います。

2階トイレや洗面台からホースを繋ぐには蛇口のタイプが異なるので出来ないケースが多いです。
またリフォームでも水道管を通すために大きなコストが発生します。

 

7.水回りの失敗例

水回りの失敗は3点ご紹介します。

 

 7-1.2階リビングの住宅で、トイレや浴室の配置を失敗

2階LDKの住宅で、トイレや浴室も2階にある場合の失敗例です。
設計士と打ち合わせをして間取りを作る場合は、このケースが少ないと思います。

ただし、設計士が関らない、または経験値が浅い設計士が担当になってしまった場合に可能性があります。

2階リビングの場合、1階に寝室や子供部屋を配置することになると思います。

寝室の真上が浴室付近になると、1階にかなり水の音が聞こえてきます。
子供が小さい頃は同じ部屋で生活しているため気になりませんが、小学校低学年くらいからは寝室やお風呂が別々になり、かなり水の音が気になってくるはずです。

水回りの配置には十分注意しましょう。

間取りのバランス上どうしても寝室の近くになるようでしたら、建築会社に配管の位置を工夫してもらったり、防音材を入れてもらうようにしましょう。

 7-2.洗面、脱衣を分けておけば良かった

新築後に女の子が生まれました。
小学校から旦那と登校・出社時間が重なっていましたが、娘は中学校くらいからシャワーを浴びるようになり、旦那が洗面所に入れない状況になってしまいました。

リビングが小さくなっても、洗面・脱衣所を分けて置くべきだったと思います。

》チェックポイント
間取りバランスの関係上、どうしても分けられない場合は、洗面台を2階なりもう1台設置すれば回避できます。

 7-3.室内物干しが足りなかった

今は花粉症の方も多く、室内物干しを設置されケースが多くなりました。

室内物干しは、天井に埋め込んである竿をロープで下してくるタイプ、必要時にフックを天井に設けるタイプなど色々です。
ただ、干す容量が少ないものが多く、足りなくなるケースが発生します。

1万円前後と安価なタイプも多いので、洗濯頻度が高い方は多めに設置しましょう。

システムバスは浴室にランドリーパイプが1本設置されていることが多いですが、数千円で2本に増設してもらえる場合がありますので利用しましょう。

 

8.子供に関した失敗例

子供部屋など子供に関しての失敗例です。

 8-1.将来2つに分けられるように、新築で子供部屋を一つにした

夫婦と子供1人の家族3人で新築。先々もう1人子供ができるか分からないので、産まれたら分離できるように12帖の大きな子供部屋を作っておきました。
クローゼット、窓、照明器具などは2箇所ずつ設置し、分離する時はリフォームで壁を作る予定で新築しました。

ただ、子供が小さい頃はほとんど夫婦と一緒の部屋で生活しているので、数年は大きな子供部屋を使うことはありません。

新築時は大きな部屋があれば便利に使えると思っていたのですが、ほぼ使うことが無く物置になっています。
リフォーム費用が勿体ないので、最初から2部屋にしておけば良かったです。

 8-2.寝室の隣が子供部屋

2つある子供部屋のうち、1つが夫婦の寝室の隣になっています。

設計士の方からは、音は聞こえ易いかもしれない、と注意されていたのですが、他の家族の共有スペースの関係で隣になりました。
家族の生活音なのであまり気にならないと思っていました。

しかし、実際には想像以上に話し声が漏れるので、夫婦の会話が子供に聞こえていたことがあり、親子喧嘩になってしまいました。

新築時は安易に考えてしまいましたが、寝室を簡易な防音室にしておくとか、部屋の形が悪くなってもクローゼットを間に挟んでもらうなどの対応をすれば良かったです。

 

9.建材、建具に関しての失敗例

続いて、細かい建材に関して、またドアなど建具に関しての失敗例を紹介します。

 9-1.無垢材のメンテナンスが大変なのは想像以上

自然な木材の風合いが好きで無垢材を選びましたが、想像以上にメンテナンスが大変で後悔しています。

5年くらいは平気だったのですが、それ以降、木材が反ってくることが多くなりました。ケガの元になるので定期的に削ったり交換したりしています。

 9-2.新築後ペットを飼ったが、驚くほどフローリングが汚れる

新築時にはフローリングはノンワックス素材で、汚れにも強いと聞いていました。

ですので犬を飼っても平気かと思い込んでしまったのですが、驚くほど傷がつき後悔しています。

》チェックポイント
フローリング材も進化しているので、確かにワックスをしなくても長持ちするようになってきています。
しかし、犬や猫となると対策が必要です。

住宅メーカーに依頼してペット用のフローリング材にしてもらうことも可能ですが、高額になるケースが多いので、新築直後にペット用のフロアコーティングをしておくのはお勧めです。

⇒ペットが滑り辛く、かつ傷付きにくいお勧めのフロアコーティング(施工エリア:全国)
ペットのためのフロアコーティング【優床】

特に新築直後であれば住宅ローンで支払うこともできる銀行が多いと思います。

 9-3.壁補強しておけば良かった

壁や天井は基本、石膏ボードにクロスが貼ってあるだけです。

石膏ボードは耐久性が無いので、釘やネジを打ってもすぐに抜けてしまいます。

ポスターやカレンダーくらいの重量なら問題はありません。
ですが、例えば天井からロールスクリーンカーテンを設置しようと思っても難しいです(木造なら柱部分は可能です)。

他にもシーリングファン、壁掛けTV、絵画など重量があるものを設置する場合、新築時に壁を補強してもらう必要があります。
打ち合わせで漏らさないように計画を立てましょう。

 9-4.ドアの開く向きを失敗(玄関含む)

特に開き戸が開く向きは失敗談を多く聞きます。

  • 間取り上、ドアが開く方向に照明スイッチを設置しなくてはいけなくなった。
  • 戸当たり(ドアストッパー)の位置が壁際では無く、中途半端な位置になってしまって目立つ。
  • ドアを開けると、他の部屋のドアやクローゼットの折れ戸に干渉してしまう。

 

最初の図面打ち合わせから設計士と入念に調整しましょう。

 

10.窓、日当りに関しての失敗例

配色イメージ

窓や日当りに関しての失敗例の紹介です。

特に光は感覚的にしか打ち合わせが出来ないので例が多いです。

⇒ 下記3種類の失敗例以外に、窓・サッシの失敗しない考え方や失敗例7選をまとめてページがあるのでぜひご参照下さい。


 10-1.西日が強すぎて暑い

解放感を出したくてリビング西側にも多めに窓を設置してもらいましたが、7~9月頃は西日が強くなりすぎてかなり暑くなってしまいます。

結局ずっと遮光カーテンしているので、あまり窓を大きくした意味が無かったです。

 10-2.2階のホールが暗い

間取りの関係上、2階のホール(廊下、共有スペース)に窓が無い形になりました。

電気を付ければ問題無いと思っていましたが、本当にここまで真っ暗になるとは思っていませんでした。
せめてホールと繋がる南側の部屋から採光できるように、室内窓を設置すれば良かったです。

※上記の方は新築2年目にしてリフォームされました。

 10-3.透明なガラスにしておけば良かった

一部の窓で、悩んだ挙句曇りガラスにしました。

分譲地だったのですが、隣の住宅の窓の位置が不明だったので、目線が重なったら嫌だと思い曇りガラスにしました。

ですが、隣の家が完成したら全く問題ない位置だったので、透明なガラスにしておけば良かったと後悔しています。
景色が良かった位置だったので。

》チェックポイント
透明か曇りガラスか本当に悩んだときは「透明」にしておくと良いでしょう。
透明であれば後からガラスフィルムを貼れば曇りガラスになります。
ただ、逆は対応できないのです。

 

11.外構(エクステリア)計画での失敗例

外構の植栽イメージ

続いて外構(エクステリア)計画での失敗例もご紹介しておきます。

外構は間取りとは関係ないと思われるかもしれませんが、実は間取りの打ち合わせのタイミングで外構計画を進めておく必要があります。

建物の配置や電気配線など、外構計画と密接にかかわってくるからです。

⇒ 外構計画に関しての失敗例をまとめたページもありますので、合わせてご参照下さい。


 11-1.外構を考える前に建物の高さを決めてしまったので水はけが悪い土地になった

建物の高さの基準値をGL(ジーエル)と言いますが、GLを確定後に建築確認申請を提出すると、後から変更ができなくなります。

GLを確定後に外構業者と打ち合わせを進めても、建物の高さの設定によっては外構で水はけの悪さをカバーできなくなる場合があります。

建物の高さを決める前には外構業者からアドバイスをもらいながら進めるのが良いでしょう。

 

 11-2.外構を考える前に配置を確定してしまったので、駐車場や庭のスペースが不十分になった

前章の建物の高さと同様で、土地に対する建物の配置を決めてしまうと、後から変更ができなくなります。

その為、間取りや建物の配置の打ち合わせと並行して外構計画を進めておかないと、思ったより駐車場や庭のスペースが取れなくなってしまう場合があるので注意しましょう。

 

12.太陽光発電を導入したことでの失敗例

新築の太陽光パネルイメージ

太陽光発電システムを導入したことでの失敗例も紹介しておきます。

外構計画と同様に間取りと関係ないと思われる部分もありますが、太陽光パネルを設置するかどうかで間取りが変わってきます。

ですので、間取りを検討する段階では太陽光パネルを設置すべきかは決めておきましょう。

⇒ まだ太陽光パネル設置を悩んでいる方は下記ページをご参照下さい。

 

 12-1.太陽光パネルを大量に設置してもらうため、屋根裏スペースが小さくなって後悔

太陽光パネルを設置するかどうかは屋根の形状や勾配などに関わってきます。

太陽光パネルを優先したことで、屋根裏や屋上のスペースが小さくなってしまうことも間取りによってはあります。

間取りを決める時は太陽光発電量を優先したけど、生活を始めてみたら屋根裏や屋上スペースが小さくて後悔する事例もありますので注意しましょう。

特にパネルの量と間取りのバランスは設計士と相談しながら考えましょう。

⇒ 太陽光発電の失敗例は下記ページにまとめていますのでご参照下さい。

 

13.まとめ

新築の間取り失敗例は挙げると切りがありません。

ただ、冒頭にも記載しましたが、後から修正が不可能な大きな間取りのミスを優先して避けるべきです。

その為には、建築会社と入念な打ち合わせ、入念なチェックが必要です。

特に、失敗しやすいポイントは再度読んで頂き、納得できる間取りに近づけていきましょう。

 

最後までご愛読頂きまして誠に有難うございました。







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