風水の間取り

「風水・家相でやってはいけない間取りのNGを知りたい!」

「風水・家相を考慮すると、どんなポイントに注意して間取りを考えていけばいいの?」

家疑問くん

 

そんな疑問にお答えします。

特に今回は、「注文住宅でこれから家を建てようと考えている人」「建売住宅の購入を検討している人」で、風水に興味がある方向けの記事になっています。

 

本記事の内容はこちらです。

本記事の内容
  • 風水上、間取りで大切にするべき4つの基本・前提
  • 鬼門・裏鬼門でやってはいけない間取りの真相
  • 風水の間取りで具体的に気を付けるべき5つのポイント

では早速解説していきます。

 

1.風水における間取りで大切にすべき4つの基本

間取りの基本

「〇〇の間取りにすると運気が下がる」という、風水でやってはいけない間取りの情報がたくさん出回っています。

しかし、その根幹となる大切にすべき基本的な間取りのポイントを理解していないと意味がありません。

1章では風水の間取りの4つの基本を解説していきます。

 

1-1.なるべく凶相が少ない間取りを選択する

風水では、例えば「北東の鬼門の方向に水回りを配置すると運気が下がる」というマイナス面と、「南東に長女の部屋を配置すれば恋愛・結婚運が上がる」というプラス面が多種多様に存在します。

マイナス面を凶相、プラス面を吉相と言います。

これを欲張って凶相はすべて避け、吉相をどんどん取り入れようと考えても、敷地と合わない玄関の配置になってしまったり、不便な家事動線になってしまうなど、実生活にマイナスの影響が出てしまいます。

ですので、風水のおいても優先順位を設けて、「なるべく凶相の間取りを避ける」という基本を押さえておきましょう。

つまり、吉相を取り込むよりも凶相を避けることを優先することが重要です。

また、「なるべく」というのがポイントで、絶対に避けようと意気込まず、実生活もしっかり考慮して間取りを考えていきましょう。

間取りの一部が凶相だったとしてもインテリアなどで十分にカバーできます。

 

1-2.風水の方位・方角を意識する

風水の間取りを考える上で、方位・方角は基本となる部分です。

「東・西・南・北」+「南東・南西・北東・北西」+「中央」の9つの方位によって特性があり、その特性によって各部屋の配置を考えていくことになります。

風水の方位・方角については別ページにまとめていますので、まだ読んでいない方はそちらを先にご覧ください。

 

1-3.空気の流れを意識する

風水の間取りの基本として「空気の流れを意識する」というのがあります。

空気が滞留して汚れていると運気が下がると考えられるからです。もちろん健康にも良くありません。

ですので間取り上、窓の配置を意識する必要があります。

下記画像の通り、例えば仕切られた部屋(寝室・子供部屋)に窓が1つだけだと空気が滞留してしまいます。

空気の流れ

引用:YKKAP「秋のヒント「効率の良い空気循環」」

なるべく各部屋に2カ所窓を配置するような間取りにすると良いでしょう。

また、その際、窓と窓が直線上に配置してしまい、空気が一直線に抜けるような流れにしないようにも注意しましょう。

 

ちなみに、風水の考え方からみれば、「換気力が高い住宅ほど運気が上がる」という法則が成り立ちます。

窓から自然に空気を入れようが、機械で空気を取り込もうが、家の中がいつもキレイな空気であれば良いわけです。

その観点から見れば、第一種換気(機械吸気+機械排気)で、かつ吸気口にフィルターがついていると、年中空気がキレイな状態を維持できるようでしょう。

同時に、気密性が高い住宅ほど室内の換気力がアップすることになるので、オススメです。

換気についてまとめたページがありますのでご参照下さい。

 

1-4.収納計画をしっかりと立てる

風水では、「〇〇の方角に〇〇をしまうと運気が上がる」という収納の考え方がありますが、ここでいう「収納計画」はそういった意味ではありません。

風水的にどんなに間取りが良かったとしても、いつも部屋の中が散らかっていたら運気も下がってしまいます。

ですので、いつも部屋の中が整理整頓されている状態を維持するために、間取りを考える際は収納計画をしっかりと立てるべきです。

収納計画の作り方は下記ページにまとめていますので参考にして下さい。

 

2.鬼門・裏鬼門を避けるべき間取りとは?

下記画像を参照してください。

「鬼門」は北東を指し、「裏鬼門」は南西を指します。

風水方角

鬼門(表鬼門)・裏鬼門は、その名前からみてもとても不吉に感じますし、昔から悪い気が流れ込んでくる方位と言われています。

間取りとしては、特に鬼門と裏鬼門には玄関・水回りを配置すると災厄を招くとも言われてきました。

しかし、風水の専門家が書いてある複数の本には、実際にはそこまでこだわる必要がないと書かれています。

ただし、「北東」は日光が当たらず湿気が溜まりやすく、「南西」は西日が長く当たる場所で物が傷みやすい方位です。どちらも空気がよどみやすい方位なので、鬼門・裏鬼門に玄関・水回りを配置した間取りの場合は特に清潔にしておくように心がけましょう。

また、運気が上がるようにインテリアで工夫したり、盛り塩をするなどの工夫をすると良いでしょう。

 補足
間取りのセオリーとして、玄関の位置は敷地の形や道路の向き、駐車場の位置によって自然に決まってきます。これを運気が下がると思い込んで無理に鬼門から外そうとすると、かなり不便になってしまいます。風水は間取りだけで運気が大きく左右されるのものではありませんので、こだわり過ぎには注意しましょう。

 

3.ポイント① 家の形(はりや欠け)で運気が変わる?

本章から風水の間取りで注意すべきポイントを5つに分けて解説していきます。

最初は「家の形」に関してです。

 

まず、家の形の基本として「シンプルで単純な四角形がもっとも吉」とされます。

しかし、単純な四角形は家のデザインとしてはちょっと物足りなくなってしまいますよね。

そこで凹凸を作って外観にメリハリをつけるのですが、風水では一辺の3分の1が出っ張っている箇所を「はり(張り)」、一般の3分の1が欠けている場合は「欠け」と言います。
(下記図面を参照)

※バルコニーやポーチタイル部分が出ている部分は省きます。

家の中心1

出典:家づくりを応援するサイト「【家相・風水】家の中心の出し方」

■「はり」は方位の持つ運気をアップさせる特徴がある

【風水の方位・方角を完全解説!】各方角に適した色・部屋とは?で解説しているのですが、例えば「北西」は財産や仕事運に影響する方位とされているので、そこに「はり」を作ればその運気があがることになります。

ただし、欲張って3カ所以上のはりを作ると逆効果になるので注意しましょう。また、基本はシンプルな四角形がベストなことを忘れないようにしましょう。

■「欠け」は方位の持つ運気をダウンさせる特徴がある

逆に欠けは各方位の運気をダウンさせる特徴があります。特に鬼門・裏鬼門の「北東」「南西」の欠けは、他の方位と比較しても大きくダウンする可能性が高くなるので、なるべく避けた方が良いでしょう。

他の方位に関しては土地の形状などで仕方がないこともあると思いますが、そこはあまりこだわらず、運気がアップするインテリアなででカバーしていくことを考えましょう。

 

4.ポイント② 風水でやってはいけない玄関の間取り

風水の玄関

2つのポイントは「玄関の間取り」です。

風水では玄関はエネルギーや「気」が入り込んでくる非常に重要なポイントです。ですので風水上、玄関の配置はもっとも吉とされる方位である「南東」がベストとされます。

しかし、設計士が考える間取りのセオリーとしては、1日中、太陽の光が差し込む「南東」や「南」はリビングを配置することがほとんどです。
「南東」に玄関を作るとリビングやダイニングが狭くなってしまいます。

それに敷地内で建物は北に寄せて建てるのが基本なので、南側にスペースが空き、そこに庭を作ることになるため、南東に玄関までのアプローチを作ればおのずと庭も狭くなるでしょう。

玄関の方位はあまり気にしないようにしましょう。

 

ただし、玄関に関しては以下の2点だけ注意しましょう。

  • 玄関の真上にトイレを配置する
  • 玄関付近のスペースに大きな窓を作る

1つずつ簡単に解説します。

 

■玄関の真上にトイレを配置する

6章でもトイレについて記載しますが、トイレは風水上、どの方位に配置しても運気が下がりやすい場所です。

しかし、家の中に気やエネルギーを取り込む玄関の上(2階)にトイレを配置する間取りは非常に良くないとされます。

玄関から入ってくる気やエネルギーが汚れてしまうからです。

トイレスペースは1畳分ですので、玄関の上を避けるのは間取りとしては簡単だと思います。極力さけるようにしましょう。

 

■玄関付近のスペースに大きな窓を作る

玄関の中のフロアに大きな窓を作るのは極力やめましょう。玄関から入ってくる運気が窓から抜けやすくなるためです。

採光などの関係で窓が必要になる場合も多いと思いますので、なるべく小窓を並べるなり、FIX窓(開かない窓)にするようにしましょう。

 注意
玄関付近の大きな窓は防犯上も危険になります。人が入りにくいサイズにしたり、ガラスを割って外からカギが開けられないようなFIX窓が理想的です。

 

5.ポイント③ 風水の理想的な屋根の形とは?

風水の間取りでは、「屋根の形」も運気に関わってくると言われています。

住宅の屋根の代表的な形は「切り妻」「寄せ棟」「片流れ」「陸屋根」の4つです(下記画像を参照)。

屋根形状

出典:ゆるLife「ローコスト住宅なら屋根の形はシンプルに」

近年ではシンプルモダンのデザインが多く、陸屋根と片流れの組み合わせた間取りが多いでしょうか。

風水ではこの屋根の中で、「切り妻」がもっとも吉と言われます。切り妻は左右が対象となるためバランスが良いからです。

その次は「寄せ棟」です。これも四方向が均等の面積となり、バランスが良いとされます。

反面、片流れの屋根は偏りがあるため、流れる方角によって凶相になってしまう可能性があります。また、その家に住んでいると考え方が偏りやすいと言われます。

また、平坦な「陸屋根」は屋根に湿気が溜まりやすいことから、避けた方が良いとされます。

 

しかし、片流れと陸屋根が風水的にNGになってしまうと、好みの外観デザインにならずにショックを受ける人も多いでしょう。

その場合、「片流れの流れる方向が北」、「屋根がこまめに清掃できない陸屋根」の2つを避ければ、後はインテリアなどでカバーすれば問題ありません。

 注意
営業マンの目線から見ても、陸屋根はメンテナンス費用が増えたり、雨漏りの可能性が高くなるので極力やめた方が良いでしょう。

 

6.ポイント④ 水回りの間取りで注意すべき点

セミオープンキッチン画像

続いて、風水上、水回り(トイレ・キッチン・風呂・洗面所・脱衣所)の間取りで注意すべきポイントを解説していきます。

水回りは特に汚れや湿気が溜まりやすく、間取りによっても運気を悪くしてしまう場所ですので、特に注意して間取りを作っていきましょう。

では、1つずつ解説していきます。

 

6-1.トイレの注意点

風水の考え方として、トイレは汚れ・湿気が溜まりやすいため、凶になりやすい場所です。

トイレが吉相となる方位・方角もありませんが、特に北東の鬼門と南西の裏鬼門は1階・2階ともに配置しないようにしましょう。

また、中央付近は風水上も良くありませんし、戸建ての場合、窓もなくなってしまい空気が滞留してしまうことも考えても避けるべきです。

トイレ内には収納スペースもしっかり設けて、なるべく間取りで清潔に保てるような工夫をしておきましょう。

 

6-2.キッチンの注意点

キッチンで避けるべき方位は、色々な風水の流派によって言われることが異なりますが、鬼門の「北西」と「南」という説が一般的です。

鬼門を避けるというのはトイレと同じですが、南も「水」と相性が悪いと言われます。

また、設計としての間取りでも、南という日が当たりやすい場所にキッチンを持ってくるのは勿体ないと思います。

風水ではキッチンは東や南東が理想的とされますが、方位の中で南東という一等地にキッチンもやはり勿体ないでしょう。

北西と南を避けて、後はトイレ同様に清潔に保てるように収納場所をしっかり確保できるように、広めの食器棚・バントリーなどを設置するのをオススメします。

 

6-3.風呂、洗面・脱衣所の注意点

風呂、洗面・脱衣所は、中央や鬼門に配置するのを避ければ問題ありません。

一般的な間取りでは、北側に配置するのがほとんどですので、それで問題ないでしょう。

また、戸建ての場合は風呂と洗面・脱衣所、それぞれに窓を設置することで湿気が溜まらないようにするのも大切です。

窓が設置できないマンション・アパートでは、こまめに掃除したり、運気が上がるインテリアでカバーしましょう。

 

7.ポイント⑤ 窓(サッシ)やバルコニーで運気が変わる

サッシ窓イメージ

続いて、窓(サッシ)とバルコニーについての注意点・ポイントを解説していきます。

 

7-1.窓(サッシ)の大きさや配置に考慮すべき点

風水の観点から、窓・サッシで意識するポイントは一般的な間取りのセオリーとほとんど同じですので、あまり意識する必要がありません。

南・南東・東など、太陽の光を取り込むべき方角の窓・サッシは大きく、また多めに配置すると良いでしょう。

また、逆に北・北東(鬼門)・北西、それに西日が強い南西(裏鬼門)・西の窓は小さく、また少なくすると良いでしょう。

東~南の良い気をたくさん取り込み、南西~北東の良くない気をあまり取り込まないようにするためです。

サッシについてまとめたページもあります。

 

7-2.バルコニーの理想的な配置

1階でも2階でも、バルコニー・テラスの配置はやはり、日が当たる南東・南が理想とされます。

洗濯物を干す場所としても、一般的な間取りのセオリーとして南東・南に配置する場合が多いので、これもあまり意識する必要はないかもしれません。

掃き出し窓は人が出入りする大きな窓なので、土地の場所の影響でバルコニーを西や南西に配置せざるを得ない場合は、悪い気が室内に入ってしまいます。

その場合は観葉植物を設置するなどでカバーすると良いでしょう。

 

8.まとめ

風水の間取りで大切にすべき基本と、注意すべき5つのポイントはお分かり頂けましたか?

間取りのNG部分は他にもたくさんありますが、絶対にさけるべきポイントをしっかりと押さえて、そこだけ優先して気を付けるのがコツです。

風水の考えだけに囚われず、生活のしやすさと、うまくバランスを取りながら間取りを考えていきましょう。

 

最後までご愛読頂きまして誠にありがとうございます。