「リビングの間取りで失敗しないためにはどうすればいいの?」
「リビングを使いやすくて【おしゃれ】にするための間取りのテクニックが知りたい!」
そんな疑問にお答えします。
今回は間取りの中で重要なリビングに関して解説します。
本記事を読めば、新築のリビングで後悔する確率はぐんと減り、機能的でおしゃれなリビングになるはずです。
本記事の内容はこちらです。
- リビングを設計する上での基本的な考え方(広さ、動線、収納、照明、サッシなど)が分かる
- リビング階段や吹き抜けなど、タイプ別の注意点が分かる
- リビングで良くありがちな失敗例が分かる
- リビングを使いやすく、おしゃれになる間取りテクニックが分かる
では早速解説していきます。
1.リビングの基本的な間取りの考え方
説明はいらないかもしれませんが、リビングの配置は間取りの中でもっとも重要です。
間取りを作る時、多くの設計士が最初に配置を決めます。
リビングの配置によって、全体の間取りの構成が大きく変わってしまうからです。
また、リビングは日当りが良い場所に配置したり、他のダイニング、キッチン、玄関、水回りへのアクセスも配慮しなくてはいけません。
リビングの配置は様々なことを考慮しなくてはいけませんし、慎重に要望を伝えないといけないことをまずは念頭に置きましょう。
要望の伝え方によっては、間取りの中に見えないデメリットが生まれるかもしれません。
fa-arrow-circle-right下記ページに設計士に要望を伝えるときの注意点をまとめていますので、並行してお読みください。
ではここから、リビングの基本的な考え方を5つ解説していきます。
1-1.リビングの広さの捉え方
リビングの広さに関して解説していきます。
まず、リビングを含めたダイニング、キッチン(LDK)の広さの目安は次の通りです。
リビングだけの広さは6~10帖(ダイニングも除く)が平均でしょう。
3名家族の場合、6帖あれば、大型テレビ・3名用ソファ・収納スペースなども確保でき、生活には問題のない広さとなりますが、ゆとりはありません。
リビングが8帖以上あれば、4名家族でも少しゆとりがでてくるでしょう。
ただ、私の経験上、LDKを広くしたいという要望はNO1に多いです。
多くの方が家族が集まるLDKこそゆとりある空間にしたいと思われています。
また、親族や友人を招いた時のための広さも必要と考えるでしょう。
しかし、「LDKを広くする」ということは、その他のスペース(水回りや玄関、収納スペース)などを狭くするデメリットがあります。
例えば老後のことを考えると(車椅子生活など)、実はLDKよりも他のスペースのゆとりが必要だったりもします。
LDKは過度に広くせず、バランスをしっかり考えて検討する必要があります。
1-2.リビングの動線を考える
動線を考える際、多くの場合、炊事・洗濯・掃除などの家事動線や、トイレやお風呂に行くなどの生活動線を考えます。
確かにそれは十分に配慮して方が良いでしょう。
ですが、実はリビングの動線でもっとも考えなくては「家具周りの動線」です。
実は家事動線や生活動線は、住宅営業マンや設計士もしっかり考えてくれます。それは、図面上(平面図)で十分に考えられるからです。
ただ重要なポイントは、家事動線や生活動線よりも、リビング内での移動の回数の方がはるかに多い。
だからこそ、予めどんな家具を配置するかを計画する必要があります。
例えば次のような家具。
- テレビ、テレビ台
- ソファ(何人用で、どんな形か)
- テーブル
- 収納棚
- その他インテリア
平面図で間取りを考える段階で、上記どんな家具を置くのかを一緒に考えます。
そこで、ソファやテーブルの周りは自然に歩けるのか、家具を配置した上で他のスペースに移動がスムーズかを確認しましょう。
なお、リビングに合わせて家具を決めれば良い、と安易に考えるのは止めましょう。
例えばテレビとソファの間は、テレビは50型以上であれば、2m以上空ける必要が出てきます(70型であれば2.5m以上)。
距離を空けないと見えにくくなります。
ですが、リビングの大きさや形によっては距離が開けられなくある場合があります。
間取りを考える際には、将来どんな家具を置くのかを想定し、設計士に相談しながら決めていく必要があるでしょう。
1-3.リビングの収納を考える
多くの方がわかっていることだと思いますが、リビング・ダイニングには家中の「物」が集まってきます。
特に将来お子様が増えた場合には、想定以上に物があふれることになるでしょう。
だからこそ、リビングには「収納のゆとり」を作る必要がる。
そのためにはリビングの間取りを考える前に、次のような準備をしておきましょう。
- 現在リビングにあるものを全てリストアップする
- 家族が増えた場合もふくめ、将来リビングに置きそうなもの、全てリストアップする
リビングにおく物の「絶対量」さえ把握できれば、収納計画では失敗しにくいもの。
めんどくさがらず、必ずやりましょうね。
fa-arrow-circle-rightなお、収納に関してはリビングを含め、別記事にまとめていますのでぜひご確認下さい。
1-4.リビングの照明を間取りの設計の時からイメージしておく
LDKの間取りを考える際は、照明に関しても前もってイメージしておくのがベストです。
間取りの打ち合わせ中は、照明に関してほとんど話が上がりません。
特別な提案が無い限り、設計士から照明の話をすることもないでしょう。
照明は間取りやコーディネートの打ち合わせが終わってから考えることになります。
そうすると、実はこんな照明にしたかった、ということが後から浮かび、それが実現できない間取りだったケースもあります。
特に、間取り確定後には設置出来なくなる照明が「間接照明」です。
一般的なシーリングライト、ダウンライト、レール型の照明器具は後からでも問題ありません。
テレビ周りの間接照明、天井の一部を折り下げ(または折り上げ)た場合の間接照明などは事前にイメージを膨らませて設計士に相談しましょう。
1-5.リビングのサッシ(窓)の考え方
解放感を上げるため、開口部(窓やサッシ)は極力大きくしたい、という要望が多くあります。
ただ、サッシを大きくすると以下のデメリットがあります。
- 断熱性能が下がり光熱費が上がる
- 耐震性が下がる
- 西日などで部屋の温度が上がりやすくなる
- 窓際のフローリングや家具が日焼けして痛みが早い
- カーテンが大きく特注になるなど金額が上がる
これらのデメリットは木造や鉄骨住宅、また建築会社のサッシの性能によっても異なってきます。
ただ、デメリットを十分に配慮してサッシの配置や大きさを決める必要があります。
fa-arrow-circle-right窓・サッシの失敗しない為の考え方や具体的な失敗例をまとめたページもあります。
その他、窓から外に出られる掃き出し窓をリビングに設置することがあります。
リビングから外にアクセスできる間取りにすることが多いということです。
つまり、掃き出し窓を検討する際は、外構についても前もってイメージを膨らませておく必要があります。
fa-arrow-circle-right外構に関しては下記ページにまとまっていますので是非ご参照下さい。
2.リビングの特徴ごとの考え方
続いて、リビングにおいて良くあるパターン・特徴に分けて、失敗しない為のポイントを解説していきます。
2-1.リビング階段の注意ポイント
上記画像のようにリビングに階段を設置すると、お子さんの帰宅時に必ず顔が合わせられる、というメリットがあります。
また一般的なデメリットとして、冷暖房効率が悪くなって光熱費が上がる、というのがあります。
ただ前章で解説した通り、最近は断熱・気密性能が高い住宅が多いので、さほど気にする必要はありません。
それよりもリビング階段のデメリットとして、間取りを考えるときに階段位置が固定される、ということがあります。
階段位置が固定されると、2階の間取りも自由が利かなくなり、素敵な間取りができなくなる可能性が高まります。
fa-arrow-circle-rightリビング階段について詳しくは下記ページで解説していますので、ぜひご参照下さい。
2-2. 2階リビングの間取りを活かす方法
間取りを検討する際、2階リビングにしようか悩むことがあると思います。
特に1階への日当りが悪かったり、狭小地の場合も検討することがあるかもしれません。
2階リビングの最大のメリットは「LDKを広くできる」「LDKへの日当りを確保できる」ということです。
ですが、玄関からリビングまでの距離が長くなるので荷物の移動が大変になったり、工事費が増してしまうデメリットもあります。
ただ、2階リビングを選択した場合は、広さを確保できること以外に、バルコニー・屋根裏・屋上などへのアクセスがし易くなったり、LDKから水回りへ回遊しやすい間取りに出来たりなどの大きなメリットもありますので、それらを活かした間取りにするのがお勧めです。
fa-arrow-circle-rightなお、2階リビングに関して詳しくは下記ページをご参照下さい。
2-3.リビングの吹き抜けの考え方
リビングやダイニングからの吹き抜けを希望する方も非常に多いです。
吹き抜けは解放感も出て、2階とのコミュニケーションが取りやすくなるメリットもあります。
光熱費が上がりやすいというデメリットは、前章で解説したリビング階段と同様、最近の注文住宅ではさほど気にする必要はありません。
(熱は滞留しやすいので、シーリングファンは付けた方が良いでしょう)
ですので吹き抜けのデメリットととしては、床スペースが減ってしまうくらいです。
ただ、吹き抜けは高い位置にサッシを付けて、リビングやダイニングの日を取り込むために設ける場合があります。
2階からの日であれば、真冬でもリビングに日を入れられるようになります。
吹き抜けは広がりのある空間を作るだけではありませんので、土地の環境に合わせて有効に使いましょう。
2-4.リビングと和室を繋げる場合の注意点
和室の希望理由としては、以下2点がほとんどです。
- 親族や友人の宿泊スペースにしたい
- 家事や育児、子供の遊びスペースとして利用したい
ただ、上記を検討するとしても、和室を作るデメリットが大きいことを把握しておく必要があります。
リビングは基本、間取りで一番良い場所に配置しますので、そこと繋げる和室も一等地になることが多いです。
逆に言えば、一等地を和室に取られてしまうことになるケースがあります。
設計士が間取りを考える上でも制限が高くなるのもデメリットと言えます。
また、その一等地の和室の使用頻度が、長い人生から見れば少なかったりします。
友人や親族の宿泊は月1回以下の場合が多く、育児などは子供が小さいうちの数年です。
そう考えると、非常に勿体ないスペースになる可能性があります。
さらに、リビングと繋げる建具を大きめの2枚引き込み戸や3枚引き違い戸などにしたら金額が高くなりますし、
畳は定期メンテナンスが必要になるので費用負担も上がります。
何かしら畳スペースが必要な時は、ホームセンターで3~4枚の畳を買って対応できることもあるでしょう。
和室はそれらのデメリットを十分に加味した上で、それでも必要と考えるのであれば後悔はしないと思います。
3.リビングの間取りでよくある失敗例4選
3章では、リビングの間取りでありがちな失敗例を4つ紹介していきます。
どれも、こだわったり、良かれと思って採用した間取りで失敗してしまう事例です。
デメリットに十分に注意して判断していきましょう。
3-1.リビング学習を考えた間取りで失敗する
小さなお子様がリビングで学習できるように、新築の時に備え付けのカウンターテーブルや、教科書などを置けるように本棚を設置する人は年々増えているようです。
リビングのように人が集まるような場所だと、安心感があって勉強がはかどる、という研究結果があるんですね。
しかし、実際にお子様がリビングで学習するのは小学生の時くらいの数年間です。
高校受験の勉強では、自室で独りになって集中したいと考える子供も多いとのこと。
数年間のために備え付けでカウンターなどを用意してしまうと、必要なくなった時にリフォームしないと取り外しができなくなります。
長期的に使用するかどうかで間取りは判断していきましょう。
3-2.スキップフロア・土間など、リビングに段差を作って失敗する
リビングの中に、段差が異なるスペースを作る「スキップフロア」。
小上がりの階段でダイニングや書斎などのスペースにあがる、とてもおしゃれですよね。
最近流行っている、リビングに土間スペースをつなげる「土間リビング」も個性的です。
しかし、リビングに段差をつけるのは「老後の生活」「バリアフリー」という観点からはオススメできません。
どうしてもスキップフロアや土間リビングを作りたいなら、十分に設計士と相談しながら間取りを考えていきましょう。
3-3.リビングの採光で失敗する
たぶん、ほとんどの人が「リビングに大きな大きな窓があって、たくさんの光が入る中で家族みんなでくつろぎたいな」、そんなイメージを持たれていると思います。
中にはそこには興味がないと思う方もいらっしゃるでしょうけど、逆にあまり日光が入らないようにしたい、と考える方は少ないはず。
ですが、採光が多すぎると、こんなデメリットがあることを覚えておきましょう。
- 西日が大量にリビングに指すと、暑い季節は温度調整が難しくなり、うっとしい感じになる。
光熱費も上がりやすくなる。 - 屋根の「軒の出」、「庇」が短いと、直射日光がリビングに入り続け、フローリングや木材家具が日焼けする。
採光を優先したリビングの間取りにする場合、上記のデメリットを知っているか、知っていないか、で後悔するかしないか、の分岐点になるはず。
知っていれば、間取り以外で対策も立てられますよね。
日中リビングが明るいこと、窓が大きくて眺望が良いこと。
とてもステキなことですが、やり過ぎは厳禁です。
西日が入り過ぎないように、窓・サッシの配置を考えたり、庇や遮光カーテンをどうするのか、も視野に入れて間取りを考えていきましょう。
3-4.断熱・気密を無視したリビングの間取りで失敗する
ほとんどのご家族が、家の中でもっとも長く居る場所は、リビングだと思います。
だからこそ、リビングの「断熱・気密」の性能は重要です。
光熱費だけでなく、家族の【健康】にも大きく関わるから。
fa-arrow-circle-right断熱・気密の重要性にフォーカスした記事もあります。
最近の住宅性能、特に断熱・気密の性能は上がってきています。
だけど、いくつも断熱・気密性能がさがるリビングの間取りを重ねてしまえば、リビングだけ「夏は暑く、冬は寒い部屋」になってしまう。
それは避けたいですよね。
ただ、断熱・気密がさがるリビングの間取りは、魅力的なものも多いのが現実。
例えば、
- リビング階段
- 吹き抜け
- 勾配天井
- 窓・サッシなどの開口部を大きくする
- 部屋のドア(建具)を少なく、または無くして、土間・廊下・他の部屋とつながりを作ることで開放的にする。
そうなんです、リビングの「解放感」や「広く見せる工夫」と、「断熱・気密」は、【相反】してしまうんです。
だからこそ、やり過ぎて後悔してしまうケースが多い。
何事もバランスが重要ですので、設計士と相談しながらリビングの間取りを決めていきましょう。
fa-arrow-circle-rightリビング以外でありがちな間取りの失敗例をまとめたページもあります。
4.リビングを良くする間取りテクニック集(実例6選)
リビングを、おしゃれに、かっこよく、使いやすくする方法は世の中にたくさんあります。
ここでは「特に使える!!」という6つのテクニックに絞って紹介していきます。
4-1.建具を少なくして広く見せる
かなり大胆に、土間スペースとリビングをつなげて、間に建具を設置しない間取りになっています。
上部を吹き抜けにすることで、解放感がさらに増していますね。
とてもアクティブなリビングです。
他にも、リビングと玄関ホールの間の建具、リビングと廊下(通路)の間の建具、をなくすことで空間を広く見せることができます。
都市部などの狭小地に向いていますね。
全館空調とすごく相性がよい間取りになります。
4-2.家具や棚を低い位置で「統一」して広く見せる
「家具の高さを低くするとリビングが広く見える」というのは有名ですよね。
こちらのリビングは、備え付けの「棚」と「テーブル・ソファ」の高さまで低い位置で【統一】しています。
勾配天井と絡まって、さらに広がりを感じる間取りですね。
4-3.勾配天井を作って空間を広げる(2階リビング)
2階リビングの場合はぜひともオススメなのが、勾配天井です。
屋根のかけ方にもよりますけど、タタミ1.5畳分(1.5間)の勾配を作れば、1番たかいポイントで1メートル以上も高くなります。
一般的な天井の高さは2.5m前後なので、1番たかいポイントは3.5メートルくらいになり、結構な広さを感じれるはず。
勾配天井は費用があまり高くないのに、吹き抜けと違って有効面積が減らないのが最大のメリットです。
2階リビングでの勾配天井は、屋根裏部屋や屋上が小さくなる、少し光熱費が上がる、などのデメリットもありますので、いちおう頭に入れておきましょう。
4-4.備え付けの背の高い収納棚を設置しておく
リビングに天井まである背の高い収納棚を、最初からそなえつけで設置することで、間取りと一体感がでます。
生活感もなくなりますよね。
収納が天井まであるので、家族が増えてもしっかりと収納できますね。狭小地など、リビングを広く確保できないときこそ、このようなキャビネットにお金をかけると良いと思います。
このリビングは全体的に白の色調にしていることで、広がりも感じます。
1-3章にも記載しましたが、リビングが物が集まりやすい場所。家族が増えたり、子供が成長することで、年々「物」は増えていきます。
後から家具を買い足していくと、だんだんと生活感であふれてしまいます。
だったら、最初から大きなキャビネットをハウスメーカーや工務店で設置してもらうのは、とても有効だと思います。
なお、費用を抑えたい場合は、下記の収納家具もオススメです。
fa-caret-square-o-right建築設計事務所がデザインする収納家具【margherita(マルゲリータ)】
メンタリストのDaiGoさんが愛用しているようで、少し高額ですが、建築会社に依頼したようなスタイリッシュな収納棚を扱っています。
建築設計事務所がデザインしているので、私が見る限り機能性・デザイン性はとても高いのではないでしょうか。
建築会社に依頼するよりも安く済みますし、何より設置後も移動できるので、新築の際に検討してみてはいかがでしょうか。
4-5.折り上げ天井を使って広く、おしゃれに演出
リビングを少し広く見せる方法として、「折り上げ天井」もオススメの1つ。
リビングの天井の一部をくり抜くようなイメージですね。このリビングはリビング部分を大きく折り上げていますね。
折り上げ部分が大きいので、梁(ハリ)を2本みせていますね(おそらく梁に木目のクロスを巻いているタイプだと思います)。
折り上げることで空間が広くなるのはもちろんですが、間接照明などでおしゃれな演出もできます。
折り上げ天井とは逆に、「折り下げ天井」といって、天井の一部の高さを下げる方法もあります。
折り下げた天井だけ、照明やクロスの色味を変更することで、部屋に高級感や重厚感を出したり、アクセントをつけることもできます。
4-6.ニッチ・飾り棚をリビングに作っておく
リビングの壁面にニッチ棚を何カ所も設置したリビングです。
まるでランダムに配置された棚のようで、おしゃれに感じますね。
3つ連続して並べる、というように、統一感をもって数カ所、おなじ高さで配置してもおしゃれです。
ちょっとした小物を置いたり、簡単な収納として、あんがい便利に使えるのでオススメです。
ニッチ棚や飾り棚は、安価に設置できる建築会社が多いと思います。
玄関ホールや階段に設置をする人は多いのですが、リビングに設置しようと考える人は少ないので、これを機にぜひ検討してみて下さい。
5.まとめ
リビングの間取りは、実に多くのことを想定しないといけないし、たくさんのメリットとデメリットのバランスを保たない。
本記事を読んで頂いたことで、それが伝わればいいな、と思います。
家族が過ごす時間が長いリビングは、間取りの中でも1番といっていいほど重要です。
ご自身でもいろいろな情報を集めて考えないといけませんし、設計士にも要望を正確に伝える必要があるでしょう。
ただ、リビングの間取りのイメージさえでき上れば、家全体のコンセプトや方向性も決まっていることがほとんどです。
間取りを考える際は、どんなリビングにするのかを最初に話し合って頂くのが良いでしょう。
最後までご愛読頂きまして有難うございました。