【建売・注文住宅のメリット・デメリット】8つの違いを徹底解説

建売住宅街




建売住宅と注文住宅のそれぞれのメリット・デメリット、違いについて解説していきます。

本記事でこんな疑問にお答えしていきます。
「予算から考えれば建売住宅だけど、あまり評判良くないしなぁ。でも注文住宅は金額高いって聞くし、どこから手を付ければいいんだろう・・・」

当然、建売住宅にも注文住宅にもメリットはあります。
どちらが正しい、という選択肢はありません。

ただ、ご家族のライフスタイルや考え方に合った選択すれば後悔はありません。
そう言った意味でも、それぞれのデメリットもしっかり確認しておくべきです。

ではさっそく、建売、注文住宅の違いを8つの視点から解説していきます。

1.建物価格、諸経費の違い

建物価格の違いを説明

【建売住宅のメリット:初期投資が安い、諸経費も含めて低価格】

平均すれば初期コストに関しては建売住宅の方が安く、メリットと言えます。

建売住宅が建物の金額を下げられるのは、家を作るための部材や設備を大量に注文して仕入れコストを抑えているからです。
また、土地に関しても広大な土地を安く買い叩き、分譲して整備した上で販売をするので、土地の仕入れコストも抑えることができます。

逆に注文住宅はお客様の要望に合わせて部材や設備を購入するので、建売に比較すれば仕入れコストが高くなります。
当然、建物本体の金額は上がりますので大きなデメリットと言えるでしょう。

また、諸経費に関しても、建売と比較すると注文住宅の場合は大きく発生してしまいます。
例えば土地の仲介手数料が必要になったり、外構で大きな費用が発生したり、地盤改良工事が必要になったりします。

建売の場合は全体の諸経費を安くできるので建物の料金に含めてしまいますが、注文住宅は諸経費が大きく掛かってしまいます。

⇒注文住宅の諸経費が知りたい方は下記ページをご参照下さい。

性能や質が高い建売メーカーも登場してきていますが、
極論を言ってしまえば、仮に全く同じ土地、建物で家を建てた場合、建売の方が安くなるわけです。

2.メンテナンス費用などの維持費と長持ち性能の差

【注文住宅のメリット:建売と比較して維持費が安く、長持ちする】

建売と比較すると、注文住宅の方が比較的メンテナンス費用が安く済むのはメリットの一つです。

逆に建売は設備や部材の劣化が早く、維持費が高くなる傾向にあるのはデメリットと言えます。

土地と建物にかけるコストの割合を考えると、建売は土地にコストを多くかけています。
当然、設備や部材の質は落ちるので、劣化が早くメンテナンス費用が多く掛かります。

メンテナンスで大きな費用といえば外壁材や屋根材ですが、やはり建売は劣化が早いです。
単純な例を挙げると、注文住宅では外壁材が30年長持ちするところが、建売の場合は20年で交換しないといけない、というイメージです。

ですので、当然住宅が長持ちする能力は注文住宅の方が上になります。

⇒ 注文住宅のメンテナンス費用の解説は下記ページをご参照下さい。

3.住宅を建てる土地(立地)に違いが出る

土地(立地)の違い

【建売住宅のメリット:土地の立地条件が良いケースが多い】

前章で解説した通り、建売住宅は土地にかけるコストの割合が大きいので、注文住宅と比較すると駅近であったり、高低差が無く平坦であったりなど、立地が良いケースが多くなります。
また、大きな土地を分譲して販売されているため綺麗な整形地であることが多く、これもメリットと言えます。

建売住宅の場合は、建売メーカーが土地を直接買い付けることが多いので、土地に関するネットワークが強く、条件の良い土地を仕入れることが比較的多くなります。

※余談ですが、建売メーカーは緑を加えるなど、街並みにも力を入れている大型分譲地もあり、資産価値を落とさない取り組みをしているところもあります。

逆に注文住宅は建物とは別に土地を探さなくてはいけなくなります。
建物や諸経費(工事費含む)にかける費用が大きくなるので、土地にはあまりコストをかけられなくなり、立地が悪くなるのは大きなデメリットの一つです。

また注文住宅の土地探しは手間暇がかかるのはもちろんですが、建築会社選びと並行して進めなくてはいけない場合が多いのも難点です。

⇒ 注文住宅の失敗しない為の土地探しのポイントは下記ページをご参照下さい。


4.間取りや外構を自由に作れるのは注文住宅のみ

新築で失敗しない間取りイメージ

【注文住宅のメリット:建物の間取りや外構を自分好みにできる】

注文住宅の最大のメリットが間取りの自由度が高いということです。

特に間取りに限らず、外観デザイン、各部材のカラー、設備、照明なども生活スタイルや好みに合わせて自由にできます。
当然、建物の配置や、外構計画(庭や駐車場、アプローチなど)も自由にできます。

また、注文住宅は将来のリフォームにも向いていると言えます。もちろん間取りをリフォームを計算に入れて作りこむことも可能でしょう。

 

逆に建売の場合は、もちろん完成している建物を購入するわけですので、間取り、設備、カラー、外観などを自由にすることは出来ません。
加えて、増改築が難しいことも大きなデメリットです。

ですので、建売の場合は間取りや外観・内装のどこかしらに不満が溜まりやすいと言えます。
例えば、コンセントの数が少ない、家具と位置が合っていないなど、細かい部分でストレスになりやすいと言えます。

⇒ 注文住宅の間取りや外構で失敗しない為の解説は下記ページをご参照下さい。

5.購入前にイメージが掴めるのは建売住宅のみ

【建売住宅のメリット:購入前に建物の間取りや外観のイメージを正確につかめる】

建売の場合、購入前に建物をしっかりと確認することができます。
ですので、購入後にイメージと違ったという後悔にはつながりにくいと言えます。

逆に注文住宅は少ない情報とイメージで建築会社と契約し、図面や3D画像で間取りや外観をイメージしなくてはいけません。
ですので、建売と比較すると失敗や後悔に繋がりやすいのは大きなデメリットと言えます。

だからこそ、注文住宅の方が情報集めをしなくてはいけません。

注意
建売は完成している建物を購入するので、工事を見ることができません。壁の中がどうなっているか分からないのはデメリットと言えます。
建売メーカーにしっかりと性能を客観的に判断できる情報を集めてから購入しましょう

6.アフターサービス、保証の良し悪し

【注文住宅のメリット:アフターサービスや保証が充実していて、かつ依頼しやすい】

注文住宅は建売と比較するとアフターサービスや保証が充実していることが多いです。

充実した原因は、注文住宅の営業スタイルから生まれたと思います。
前章で解説しましたが、注文住宅は購入前に建物のイメージが湧きません。ですので、購入前の不安感は非常に強くなります。
ですので、注文住宅の建築会社はお客様の不安を拭うため、アフターや保証を充実させていったと考えられます。

また、注文住宅の場合は、担当営業マンや工事監督とコミュニケーションが多い分、家を建てた後に相談したり、補修の依頼をしやすいのが特徴と言えます。

もちろん、建売メーカーも注文住宅に負けないようにアフターサービスや保証を充実させてきているようですが、やはり注文住宅には勝てないでしょう。

⇒ 注文住宅の保証に関して詳しくは下記ページをご参照下さい。

7.入居できるまでの期間や引渡しまでの手間暇の差

【建売住宅のメリット:入居までの期間が短く、手間がかからない】

建売は完成した建物を購入するので、契約後、1ヶ月以内に入居することも可能でしょう。

逆に注文住宅の場合は、契約から打ち合わせから工期までを考えると、5~8ヶ月ぐらいは掛かります(建築会社によります)。
また、間取りやコーディネート、電気など、すべての打ち合わせ回数は間違いなく10回以上になりますし、自宅で考えなくてはいけないことが多く、労力は非常に大きいです。

もちろん、注文住宅は覚えることも多いので、大きなデメリットと言えます。

8.住宅性能や設備の違い

設備の違いイメージ

【注文住宅のメリット:住宅性能や設備性能が高い】

注文住宅は建物にコストをかける為、住宅性能や設備性能が非常に高くなります。
特に性能の高さを会社のウリにしていることもあり、競合することでますますレベルアップしています。

間取りの自由と同様に、各設備の形やデザインを選べるのもメリットと言えます。

逆に建売住宅は低コストで家を作っているので、家の性能(耐震、断熱、気密、防音、寿命)は平均すると注文住宅より劣るのは大きなデメリットと言えます。

■建売と注文住宅のメリットを取り入れたちょうど間の住宅とは?

建売と注文住宅で悩んでいる方にオススメの住宅が2種類ありますので紹介します。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ちょうど、注文住宅と建売住宅の両方のメリットを合わせて住宅です。

 1.企画提案型住宅

規格提案型住宅は、企画住宅と言いますが、たまに扱っているハウスメーカーがあります。

ようは、間取りや外観などはある程度決まっているプラン集から選択する住宅商品です。

同じ設備や部材でたくさんの住宅を作るので、仕入れコストが安くなり注文住宅よりも価格が下がります。
また、注文を受けてからの建設になるため、外観・内装の変更、オプションの変更、一部間取りの変更ができ、建売と比較すると自由度があります。

もちろん、打ち合わせも注文住宅と比較すると少なくなります。
気になる方はぜひ企画住宅を探してみてください。

 2.注文住宅メーカーが販売している建売住宅とは?

もう一つのおススメが、注文住宅メーカーが販売している建売住宅です。

注文住宅メーカーでは住宅公園の展示場以外にも、実際の住宅街に見学用のモデルハウスを建てていることがあります。
注文住宅メーカーとしては、色んなタイプの建物をお客様に見せたいから作っているわけです。

で、例えば1年お客様用の見学にモデルハウスを使い、その後は安価に販売してしまうわけです。

このモデルハウスであれば、低コストで注文住宅の性能の建売を購入することができます。

ただし、扱っている数は少ないですし、立地と間取りがある程度希望に沿っているケースは稀ですので、根気よく探す必要があります。

■まとめ

建売と注文住宅を比較すると、立地を優先するなら建売住宅、建物を優先するなら注文住宅と比較ができます。

ただ、建売住宅でも注文住宅メーカーでも日々、それぞれのデメリットを補うために色々なアイデア・商品を生み出しています。
最初から建売・注文という区分けをせずに、どちらも情報を集めながら、お家作りの考え方に共感できるメーカーを選ぶのが、もっとも損をしない方法だと思います。

時間が無い方でも、手軽に建売と注文住宅を比較し、検討できるサービスがありますので、最後にご紹介します。

色んな建築会社からプラン・間取りや不動産物件を提案してもらえるサービス
下記サイトでWEBから申し込みすれば、予算や条件、色んなお好みから、適切な建築会社、プランや見積り、不動産物件を提案してくれるサービスです
しかも無料!

■複数の注文住宅メーカー、プラン・見積りを提案
タウンライフ注文住宅相談センター

■複数の不動産会社から希望の戸建て・マンションなどの物件を一括提案
タウンライフ不動産売買

2つは同じ会社のサービスですので、両方依頼して、注文住宅、建売住宅の情報を集めるのも良いと思います。サービスを使って前述した企画住宅を扱っているハウスメーカーを探すのも良いでしょう

最後までご愛読頂きまして有難うございました。



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