【2018年最新】ZEHのメリット4選とデメリット4選(まとめ)

ZEHイメージ




今回は2018最新、ZEH(ゼッチ)のメリット・デメリットを解説していきます。

住宅展示場などを回ったり、色んなハウスメーカーや工務店のホームページを見ても、
必ず登場する【ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)】

色んな建築会社が宣伝しているのだからメリットがありそうですが、意外に営業マンは強くオススメしてこないようです。

もちろん、ZEH仕様の住宅にすれば多数のメリットもありますが、実はデメリットもあります。

これから新築を検討する方は、ZEHにすべきかどうか慎重に検討しなくてはいけません。

本記事では、ZEHを検討する上で参考になるように、主立ったメリットとデメリットをまとめてお伝えします。

 

⇒ そもそもZEHとは何かをまだご存知ない方は、先にこちらをご覧ください。

早速メリットからお伝えしていきましょう。

メリット1. 高い省エネ能力で光熱費を抑える

省エネイメージ
ZEHの中で最もメリットが大きいのが、やはり省エネ能力によって光熱費が抑えられるところと言えます。

【ZEHとは?】わかりやすく意味や全体像、ZEHの条件を解説!でも解説しましたが、一次消費エネルギー(照明、換気、給湯、エアコンなどの使用電力)を、太陽光発電で全て補うのがZEHです。

つまり、電気代の負担のほとんどが無くなるわけです。

とはいえ、具体的な数字のイメージも湧かないと思いますので、簡単な例を挙げましょう。

例: 大人2名、お子様1名(3歳)、合計3名の家族
賃貸マンション(70㎡)で暮らしていたが、ZEH仕様の住宅(120㎡)を購入。

■賃貸マンション(70㎡)   ⇒ 月々電気代平均【12,000円】
■ZEH仕様の住宅(120㎡) ⇒ 月々電気代平均【 9,000円】
(空間が広くなっているのに月々【3000円以上】の省エネ効果

■太陽光発電「6.18㎾」搭載 ⇒ 月々の発電金額【16,000円】

■省エネ効果と太陽光発電のお得になった金額を合計すると
毎月【19,000円】 ⇒ 年間【228,000円】のお得

ZEH初期投資「300万円」を約13年で回収できます
(太陽光パネルメンテナンス費用などは含まれていません)

※上記は参考になるようにわかりやすくした数字です。実際には様々な要因で異なってきますのでご了承ください。

メンテナンス費用などを含んでいませんが、
ZEHの省エネ能力や太陽光パネル搭載の費用対効果イメージができたのではないでしょうか。

また、ZEHの省エネというのは「節約」とは大きく異なり、例えばエアコンを我慢したり、給湯器の温度を無理に調整するなどの「節約」をしなくても良いのは大きいと思います。

⇒ 太陽光パネルを設置すべきか悩んでいる場合は下記ページをご参照下さい。

メリット2. 健康で快適な生活

続いてのZEHのメリットは「健康」と「快適」です。

住宅業界において現在問題とされている「ヒートショック」をご存知の方も多いと思います。

ヒートショックは、冬の寒い時期など、浴槽に入るまでに脱衣所や浴室で大きな温度差があることで、
血圧が大きく上昇してしまう症状を言います。

ヒートショック解説イラスト

特に65歳以上の方でヒートショックにより死亡するケースが多く、実はヒートショックによる死亡者数の世界一は日本なんです。
(世界から見たら日本の住宅が遅れていると言われる所以です)

また、ヒートショックだけが問題ということではなく、
大きな温度差が体に負担を掛けてしまうこと自体が問題です。

小さなお子さんにも負担を掛けてしまうでしょうし、大人でも温度差によって慢性的な疲れだって発生してしまいます。

ZEHは当然、断熱性や気密性(隙間が無い)が高いので、
住宅内部の温度差が非常に少なく「健康」や「快適」に繋がると言えます。
(ZEHに限らず、断熱・気密が高いと健康に繋がります)

もう一つ、ZEHは気密性が高いことが健康や快適さに繋がることがあります。
それは住宅の気密性が高いと、換気効率が高くなります
換気気密の関係
図の通り、実は住宅の隙間が無くなる(少なくなる)と、空気・風の通り道が限定されることで、換気効率が上がります。

例えば、パワーの弱い換気扇をつけても、気密性が高ければしっかり空気を流すことが可能になるわけです。

つまり、住宅の換気効率が高いので、いつも新鮮な空気になっているわけです。
もちろん、悪臭も効率よく排出してくれます。

ZEHを含め、気密性が高いとメリットは大きいですね。

メリット3. 資産価値が残りやすい

地球環境に優しいイメージ
土地は資産価値が残りますが、昔から建物は数年で資産価値が大幅に下がってしまう傾向にありました。

とはいえ、長期優良住宅の普及などもあり、近年では少しずつ資産価値が残りやすい環境が作られてきています。
住宅の中古販売市場も上昇してくるかもしれません。

住宅がZEH認定されていると、やはり資産価値は高くなり、残りやすくなる見込みです。

ZEHにより気密性が高いと、断熱材へのダメージも少なくなり、結果住宅自体が長持ちすることも重なると、
資産価値は落ちにくい可能性は高いと思います。

また、2016年に【BELS(ベルス)】という建築物の省エネ性能表示のガイドラインが作られました。
「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称です。

簡単に言えば、建物の「燃費」性能に5段階の評価を付けて、誰もがすぐに評価を確認できる仕組みです。

ZEH基準をクリアしている住宅であれば、BELSの評価も高くなるはずですので、
こちらもメリットと言えるでしょう。

 

メリット4. 補助金が出る可能性がある

ZEHにした場合、国から補助金が出る可能性があります。

2018年(平成30年度)は一律70万円の支給となります。
※蓄電池を導入することで支給額がアップします。

しかし、2018年8月現在からみると、申請期間はあと2ヶ月で終わってしまいます。
(2018年3次公募期間: 8/23~10/5)

過去の補助金の推移を見ると、毎年補助金額は下がってきています。
ZEH仕様にする初期投資も下がってきているからです。

ですので、2019年(平成31年度)以降の補助金額はどうなるかまだ分かりませんが
おそらく下がる可能性が高いと思います。

また、2018年の補助金は申請基準を満たせばほぼ100%出る見込みですが、
これも2019年(平成31年度)以降は応募しても必ず支払われるわけではありません。

確かにメリットではありますが、ここは過度な期待をせず、もらえたらラッキーくらいのつもりで検討すると良いでしょう。
(ただし、過去の実績から、2019年は補助金が出る可能性は高いです)

補足
2019年のZEH補助金の予算枠は2018年より多く申請されたことが発表されました。つまり2019年度のZEH補助金はまだ正式発表していませんが、2018年の一律70万円と同額かそれ以上の可能性があります(2018年10月現在)。

 

■メリットを活かし、デメリットを回避するには

これからデメリットを4点解説していきますが、ZEH住宅にする際にメリットを活かしてデメリットを回避していくために大事なことがあります。

それは、どのハウスメーカーや工務店で、どんな内容のZEHにするか、ということです。

断熱性能や気密性能が不得意なハウスメーカーで、無理やりZEHにするのは、無駄な投資が多くなってしまう可能性が高くなります。

ZEHを検討する際は適切な建築会社を探すことが必須です。

下記サイトで、ZEH対応しているハウスメーカーの住宅カタログを一括で取り寄せることが出来るのでぜひ利用してみて下さい。

不動産で有名だと思いますがHOME’Sで住宅カタログを徹底比較<無料>というサービスです。

インターネットで地域を条件を入力するだけで、各建築会社のカタログを一括で請求できます。
入力時間は3分も掛からないと思います。

LIFULL HOME’S 注文住宅のページにある下記画像の「ZEH・Nearly ZEH住宅」をクリックして、移動したページで建築予定地を入力するだけです。

ZEHカタログ

選んだエリアのZEH対応している建築会社の一覧が出てきますので、資料が不要な建築会社のチェックを外して「一括請求(無料)」ボタンを押すだけです。

それに、HOME’Sで住宅カタログを徹底比較<無料>をご紹介するのは、多数のメリットがあるからです。

 

LIFULL HOME'S 注文住宅カタログ請求(無料)のメリット
  • 無料で簡単に複数社の住宅カタログを一括請求ができる
  • 各メーカーのおおよその価格が分かる
  • ネットで3分入力するだけで完了する
  • 実績のある安心・安全の優良住宅メーカーが豊富
  • 月々支払額・世帯人数・建築予定地をいれると条件にあった住宅メーカーが見つかる
  • 無料で「はじめての家づくりブック」をプレゼントしてもらえる
  • 予算や人気のテーマや住宅メーカーなど複数の軸から探せる

情報収集は早いに越したことはありませんので、ぜひ利用してみて下さい。

では続いて、デメリットを解説していきます。

デメリット1. 初期投資のコストが高い

ZEHの最大のデメリットはやはり初期投資(イニシャルコスト)が大きいことが挙げられます。

各ハウスメーカーや工務店で、標準装備としてZEH基準をクリアしている建築会社はありません。
基本、オプションとしてコストを上乗せすることで性能をアップさせます。
また、太陽光パネルの費用が別途発生します。

基本的なコストの目安としては、各ハウスメーカーや工務店にもよりますが、
太陽光パネルの費用を含めると
200~300万円が相場と言われています。

住宅ローンで換算すると月々3,000円~3500円前後です。
(元利均等法、35年払い、年利0.8%計算)

予算に余裕がある方なら良いですが、
初期投資200~300万円アップというのは、他の予算を削らなくてはいけない可能性も高くなるはずです。
⇒基本的な住宅ローンの目安を知りたい方はこちらをご確認下さい

特に住宅において、削れる予算は追加オプションが多いと思いますが、
追加オプションというのは最後の仕上げ部分に関わるものばかりですので、
ここを削るのは満足感が大きく下がってしまう可能性もあります。

ZEHはもちろん必須ではありませんので、
予算と相談しながら、余裕があれば対応するようにしましょう。

デメリット2. 太陽光発電に関わるリスクがある

太陽光発電イメージ
続いて、ZEHには太陽光発電に関わるリスクがデメリットと言えます。

具体的には以下の3点です。

  • 発電量が不安定
  • メンテナンス費用が発生する
  • 故障リスクがある

⇒太陽光発電に関わる具体的なデメリットはこちらをご参照下さい。

【メリット1】で記載しましたが、
ZEHは省エネや太陽光発電により長期的に見れば収支はプラスになる可能性が高いです。

しかし、当然プラスだけでなく、メンテナンスや修理の支出もありますので
ZEH仕様に変更する場合は十分に検討する必要があります。

■売電価格が年々減少
太陽光の売電価格は、契約すると10年間は固定されます。
しかし、10年以降はその時の売電価格になりますので、得られる収益は減少する可能性が高いです。

※売電価格推移
2009年48円、2014年37円、2017年28円

ZEH収支の計算は、見込みほど収益が出ないことを視野に入れておきましょう。

デメリット3. 設備のランニングコストが上がる

ZEHにすれば住宅が長持ちするなどのメリットは前述したとおりですが、
実は設備の性能が上がれば、その分メンテナンスや修理の費用はアップします。

例えば換気設備も、性能の高い熱交換器を備えた換気設備にすれば、その分メンテナンスや修理の費用が上がるのは必然と言えます。

メンテナンスや修理費が上がる可能性が高いのは次の通りです。

  • エアコン
  • 給湯器
  • 換気設備

ただし、グレードアップすることで故障しにくい、メンテナンスが簡単になることもあります。
一概に性能があがればメンテナンスや修理の費用が上がる、というわけではありませんのでご留意ください。

デメリット4. 間取りに制約が出る

最後のデメリットとして、ZEHは間取りに制約が出てしまう可能性が高くなります

特に基準以上の断熱性・気密性を保たなくてはいけませんので、開口部、つまり窓を小さくしたり、減らしたりする必要が出てきます

※建築会社の工法や使用している断熱材などに左右されます。

また、少なくとも5KW以上の太陽光パネルを設置しなくてはいけませんので、住宅の方位などにもよりますが、屋根の形や向きが限定されるなどの可能性も出てきます。

※太陽光発電による間取り制限も詳しくは【太陽光発電で後悔?】新築で失敗する原因7選をご確認下さい。

まとめ

ZEHは特に経済的な効果が大きなメリットと言えますが、
その分手続きや申請の手間が発生したり、想定通りの収支にならないなどのリデメリットやリスクもあります。

自分たちの理想とする住宅の延長上にZEHがあるのかどうか、
慎重に検討していきましょう。

無料で各ハウスメーカーの一括見積り(ZEH対応)が取得できるサービスもありますのでご紹介します。

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