【二世帯住宅を安く建てる方法とは?】正しい方法を把握しよう!

諸費用カット




家疑問くん「二世帯住宅を検討しているんだけど、安く建てる方法やポイントが知りたい!」

「二世帯住宅の共有スペースを増やすとか、要望を我慢せずに安く建てる方法は無いのかな?」

そんな疑問にお答えします。

 

二世帯住宅は両親の土地で建替えをしたり、両世帯で費用を案分できるので、経済的なメリットは大きいですよね。

とはいえ、住む人数が多いのでどうしても建物が大きくなり、建物価格や工事費が膨らんでしまいますよね。

本記事では少しでも二世帯住宅の費用を安く抑えるための方法を解説していきます。

ただし、費用を削ってしまうことで大きな失敗・後悔に繋がる部分もありますので、逆に安く建てるためにやってはいけないことも合わせて解説していこうと思います。

 

本記事の内容はこちらです。

本記事の内容
  • 二世帯住宅でやってはいけないこと3選
  • 二世帯住宅を安く建てるための建築会社の選び方
  • 現実的に二世帯住宅の費用を抑える方法

では早速解説していきます。

1.二世帯住宅を安く建てようとすると失敗する!?

二世帯住宅について色んなサイトを見てみると、間取りの要望を我慢することで安く建てる方法が記載してあります。

例えば、二世帯住宅では「融合型」といって親世帯・子世帯の共有スペースを多くする形がありますが、当然融合型にすれば建物が小さくなるので費用を抑えられるでしょう。

無責任に「費用を抑えるために融合型にしましょう」と解説しているサイトがありますが、両世帯のプライバシーを保ちたいという考えを持っている人が1人でもいる場合、それを我慢してまで二世帯住宅を建てること自体がおかしいですよね。

「家を建てる」のは住む人の生活を豊かにするためです。

費用を抑えるために居心地の悪い空間を作るのは本末転倒です。

本記事では2章で「安く建てるためにやってはいけないこと」、

3章・4章では「将来のランニングコスト、メンテナンスコストも含めたトータルコストを少しでも安く建てるための方法」を解説していきます。

 

二世帯住宅は家族全員が納得できる住宅にするのは難易度が高いものです。

以下のページもぜひ参考にして頂き、失敗・トラブルを減らしていきましょう。

  • 二世帯住宅の失敗・トラブル事例をまとめたページです。

2.二世帯住宅を安く建てるためにやってはいけないこと3選

やってはいけないこと

本章では二世帯住宅で安く建てるためにやってはいけないことを3つ厳選してお伝えしていきます。

2-1.共有部分を増やす

前章にも記載しましたが二世帯住宅を安く建てるための最も簡単な方法が「共有スペース」を増やすことです。

完全分離型より一部融合型の方が安くなるのは当然ですよね。

完全分離型にすると、例えば以下のものが2つ以上必要になります。

  • 玄関と土間スペース
  • 階段
  • LDK
  • ユニットバス・洗面台・トイレなどの水回り設備
  • 洗濯スペース
  • 収納スペース

 

これらの一部を融合型にすればどんどん費用は下がるわけです。

しかし、誰にも気をつかわないプライベート空間は各個人にとって重要なものです。

中には平気な人もいるでしょうが、ここを我慢すると大きなストレスになるでしょう。

また、完全分離型にしておけば、将来ご両親が亡くなったり介護施設に入られたりした後に親世帯スペースの貸し出しもできます。

一部分でも融合型にしてしまうと、貸し出しは出来なくなるでしょう。

家族とよくよく話し合い、本当に融合型にすべきか、完全分離型にすべきは慎重に判断しましょう。

経済的な理由だけで安易に融合にすることだけは止めましょう。

2-2.防音予防をケチる

【二世帯住宅の失敗・トラブル集】何を話し合えば対策になるのか の中で失敗例としても解説していますが、

例えば1階と2階の間の防音対策(上下階での完全分離の場合)は、しっかりやれば50万円以上の費用が発生します。

防音対策しないことで費用を抑えるのは簡単ですが、これも大きなストレスの原因になります。

音が聞こえてしまうことでストレスになりますが、逆に静かに生活しなくてはいけないと考えることも強いストレスになります。

上下分離型の二世帯住宅に防音対策は必然と言えるでしょう。

2-3.ローコストメーカーを選ぶ

ローコストメーカーを選ぶことは二世帯住宅に限らずとも、安く建てるための手法の一つです。

例えば転勤の可能性が高いご家族にローコストメーカーが有効であるように、ローコストメーカーを一概に否定するつもりは全くありません。

ただ、二世帯住宅は長期に住むことが前提のはずです。

2つの世帯が同居しているわけで「何かあれば売却して引っ越す」ということが簡単にはできません。

であるなら、長期に住むことを視野に入れて建築会社は選ぶべきです。

ローコストメーカーは比較的安価な建材や設備を使いますので、ランニングコストやメンテナンスコストが上がってしまいます。

そう考えるとトータルコストは高くなり、長く住むには向いていないのではないでしょうか。

  • メンテナンス費用をまとめたページもあります。

どうしても初期投資を抑えたい場合は仕方がないとは思いますが、将来の費用も含めたトータルコストで考えるなら、安易にローコストメーカーを選択するのは止めましょう。

3.二世帯住宅を安く建てるための建築会社の選び方

建築会社選び

「二世帯住宅を安く建てる」というのはトータルコストで考えるべきです。

そこでトータルコストを抑えるための最も重要なことは、「適切なハウスメーカー・工務店を選ぶ」ということです。

どんな建築会社を選べば良いのかは本章で1つずつ解説していきますが、大前提として「建築会社の情報をしっかり集める」ことから始めましょう。

二世帯住宅は難易度が高い分、単世帯の倍以上はたくさん建築会社の情報を集め、とても慎重に判断する必要があります。

 

下記サイトで、二世帯住宅を得意としているハウスメーカーや工務店の住宅カタログを一括で取り寄せることが出来るのでぜひ利用してみて下さい。

不動産で有名だと思いますがHOME’Sで住宅カタログを徹底比較<無料>というサービスです。

インターネットで地域と条件を入力するだけで、各建築会社のカタログを一括で請求できます。
入力時間は3分も掛からないと思います。

LIFULL HOME’S 注文住宅のページにある下記画像の「二世帯住宅」をクリックして、移動したページで建築予定地を入力するだけです。

二世帯住宅カタログ

選んだエリアの二世帯住宅が得意な建築会社の一覧が出てきますので、資料が不要な建築会社のチェックを外して「一括請求(無料)」ボタンを押すだけです。

それに、HOME’Sで住宅カタログを徹底比較<無料>をご紹介するのは、多数のメリットがあるからです。

LIFULL HOME'S 注文住宅カタログ請求(無料)のメリット
  • 無料で簡単に複数社の住宅カタログを一括請求ができる
  • 各メーカーのおおよその価格が分かる
  • ネットで3分入力するだけで完了する
  • 実績のある安心・安全の優良住宅メーカーが豊富
  • 月々支払額・世帯人数・建築予定地をいれると条件にあった住宅メーカーが見つかる

こういったサービスをうまく利用して、しっかり情報を集めていきましょう。

 

では、ここから、二世帯住宅ではどんな建築会社を選ぶべきか、3つのポイントを解説していきます。

3-1.建物性能が比較的高めの建築会社を選ぶ

ハウスメーカーや工務店は他の建築会社との差別化を図るため、様々な特徴を作っています。

例えをいくつか紹介しましょう。

  • キッチンやユニットバスの設備のグレードが高く充実している割に建物価格は安価。
  • 最大手で断熱・気密性能は高く、免振装置をついている。価格は非常に高い。
  • 設備や部材を選べるメーカーや種類が豊富で、間取りの自由度も高い割に比較的安価。

 

上記はほんの一例ですが、色んな建築会社の特徴・考え方があります。

その中でどんな建築会社が二世帯住宅に向いているかというと、「建物が長持ち」「断熱・気密性」をキーワードとしている建築会社が理想的です。

ただし、長持ちと断熱・気密をウリにしつつ建物価格が低めだと、設備や部材が選べる選択肢が少なかったり、設備のグレードが低い傾向にあったりします。

簡単に言えば、他を犠牲にしてでも「長持ち」「断熱・気密」を強みにした建築会社を選ぶべき、ということです。

部材が長持ちするならメンテナンス費用は抑えられるし、断熱・気密性能が高ければ光熱費を抑えるのはもちろん、換気力が上がることで建物全体の長持ちに繋がります。

設備選択の自由やグレードなど、他のものを我慢することで、トータルコストはぐっと下げられるでしょう。

3-2.坪単価計算のハウスメーカー・工務店は避ける

建築会社によっては建物価格の計算方法はバラバラです。

  • 計算方法について詳しくは下記ページをご参照下さい。

例えば、以下のようなパターンがあります。

  • 完全に坪単価で計算
    延床面積30坪×坪単価50万円=建物価格1,500万円
  • 外周面の大きさで計算
    15m×10m=1,500万円(建築会社で価格設定されている)

 

その他、色んな算出方法があると思いますが、

これらの中で坪単価計算の建築会社は避けると良いでしょう(必ずではありません)。

坪単価計算だと、建物価格は大きさに完全に比例します。

二世帯住宅は当然大きな家になるので、坪単価計算では建物価格が高くなる傾向にあります。

つまり、二世帯住宅の場合は、建物が大きければ大きいほど1坪当たりの価格が下がってくる計算方式を使っている建築会社の方が有利になります。

ぜひ建築会社選びの材料に使って下さい。

注意
坪単価計算の建築会社でも、建物が大きくなればなるほど、別の部分(例えば工事費や設備代)で安くなる仕組みになっている時もありますので注意しましょう。

3-3.二世帯住宅は値下げ交渉に有利

これはどこのサイトにも書いてあることですが、やはり有効なのは「相見積もり」です。

また、相見積もりからの「値下げ交渉」は効果的です。

特に二世帯住宅は建物価格が大きく、建築会社からの視点からみれば利益が残りやすい案件です。

絶対に自社で建てたいと思っているはずですよね。

だからこそ、相見積もりからの値下げ交渉は必ず行いましょう。

二世帯住宅の相見積もりをスムーズに行うには、【タウンライフ家づくり(二世帯住宅特集)】を利用するのが良いでしょう。

二世帯住宅の間取りや見積りを簡単に比較・検討できるのはこのサービスが一番効率的です。

希望の条件や間取りと連絡先などたった10分ほどの入力で、各地域のハウスメーカーや工務店から間取りの提案がもらえます。

情報収集は早いに越したことはありませんので、ぜひ利用してみて下さい。

複数のハウスメーカーや工務店から二世帯住宅プランや見積りを一括提案

4.現実的に二世帯住宅の費用を抑える方法

費用を抑えるアイデア

本章では、建築会社選び以外の部分で、二世帯住宅の費用を抑える方法を解説していきます。

特に本記事2章で紹介したような失敗や後悔に繋がるような方法ではなく、現実的に可能な範囲での節約術となります。

4-1.設備のグレードアップをやめる(特に水回り)

住宅購入の際、多くの方が色んな住宅のデザインやイメージを画像で見る中で、素敵なキッチンで料理したり、家族全員がのんびり入れる大きなユニットバスに憧れたりします。

気持ちは痛いほど分かりますが、新築の際には優先順位を低く考えるべきです。

特に水回りの設備は、最も早く傷みやすく交換頻度が高いものです。

近年は頑丈で長持ちするキッチン・トイレ・ユニットバスが登場していますが、それでも20年持てば良い方です。

補修も部材や設備の中で一番やらなくてはいけないのが水回りの設備です。

それをグレードアップしてしまえば当然補修費用も上がってしまうでしょう。

水回り設備は最も我慢するべき項目だと認識しておきましょう。

4-2.家の形状をシンプルにする

家の形状は単純な四角形が一番安上がりになります。

凹凸を作るとその分外壁材や柱などの建材の量が増えるのでコストが上がります(3-2章で紹介した完全坪単価計算の建築会社ではコストは上がりません)。

確かに凹凸を作ると外観がカッコ良くなる場合が多いですが、凹凸が無くてもカッコ良い外観は出来るはずです。

そこは設計士と相談しながら間取りを考えましょう。

また、屋根の形状は
「寄棟(よせむね) ⇒ 切妻(きりづま) ⇒ 片流れ」
という順番に高くなります。

太陽光パネルを載せる屋根形状

出典:太陽光発電浜松サポートセンター

特に二世帯住宅は大きい建物ですので、片流れにした場合のコストアップはかなり大きくなります。

逆に寄棟にすれば大きなコストダウンに繋がりやすくなるでしょう。

4-3.外構工事はDIYを利用して費用を抑えよう

これは個人的なオススメになってしまいますが、外構の一部はご家族で作っていくと良いでしょう。

やはり二世帯住宅は家族が多いことが大きなメリットなのですから、親世帯・子世帯で一緒にDIYを楽しめば、節約にもなって良いですよね。

特に以下のものは自分たちでも作りやすく、コストもしっかり抑えられます。

  • 駐車場コンクリート
    (土地の勾配が強くなければ)
  • ウッドデッキ
  • 玄関から門までのアプローチ
  • 芝生など庭
  • 植栽

 

門柱やブロック塀+フェンスなどは難易度が高いですので、そこは外構業者さんに任せて、工事中に色々コツを聞いてみるのも良いでしょう。

5.まとめ

二世帯住宅を安く建てる方法はお分かりになりましたか?

決して失敗や後悔に繋がるような節約は実践せず、ポイントを押さえて行いましょう。

また、必ずトータルコストで判断していきましょう。

 

本記事のまとめポイントは以下の通りです。

二世帯住宅を安く建てる方法まとめ
  • 共有部分を増やす、ローコストメーカーを選ぶ、防音対策をケチるなどの方法は止めましょう。
  • 建物性能が高い建築会社を選びつつ、相見積もりと値下げ交渉をしましょう。
  • 水回り設備のグレードアップはせずに、家の形状をシンプルにして、できる範囲で節約しましょう。

最後までご愛読頂きまして誠に有難うございました。



Recommend ―こちらの記事も人気です―