【地鎮祭の流れ】依頼・準備から終了後までの流れを全て解説!

地鎮祭イメージ




今回は地鎮祭に関して、依頼・準備から地鎮祭終了後までの流れを解説していきます。

また、地鎮祭の流れの中でよくありそうな素朴な疑問にもお答えしていこうと思います。

本記事の内容はこちらです。

本記事の内容
  • 地鎮祭の依頼方法など、準備するべき内容が分かる
  • 地鎮祭当日から終了後までの流れが全て分かる
  • 写真撮影のタイミング、初穂料(のし袋)を渡すタイミングが分かる
  • 小さな子供や赤ちゃんがいる場合のポイントが分かる

では早速解説していきます。

⇒ なお、地鎮祭とは何か、地鎮祭をしない場合に問題があるか、などを解説したページもありますので合わせてご覧ください。

 

1.地鎮祭の事前準備

最初の章では地鎮祭の事前準備に関して解説していきます。

 1-1.地鎮祭の依頼方法

地鎮祭の依頼はハウスメーカーや工務店などの建築会社にお願いすれば手配してくれる場合がほとんどです。

希望日時や希望の神社があれば、住宅営業マンに伝えておけば問題ありません。

注意点として、地鎮祭は工事が始まる着工前には行わなくてはいけないので、納期が決まっています。
(さすがに地鎮祭のために工事を遅らせるのは建築会社に迷惑をかけすぎです。いくつもの業者を手配しているはずだからです)

人気の神社や人気の日程は予約で埋まっている場合もありますので早めに依頼しましょう。

注意
地鎮祭を実施するかどうかは住宅営業マンからアナウンスをしてくれるもの、と思い込まず、自分から地鎮祭を行う旨を伝えておきましょう

なお、何かしらの理由で自分で依頼しないといけない場合は、地元の神社などインターネットで探し、電話で依頼すれば問題ありません。
購入したばかりの分譲地の場合は住所が決まっていないタイミングになりますので、神社に地図(案内図)をFAXしましょう。
(住宅営業マンに言えば、案内図はもらえますよ)

 

 1-2.地鎮祭参加時の服装は?

地鎮祭参加時の服装は、特に決まりはありません。

ですので、正装する必要はなく、普段着で問題ありません。
私も現役時代、何十組と地鎮祭に参加しましたが、スーツなどの正装で来られた方は1組もいませんでした。

地鎮祭は土地の上に立つので、前日に雨が降っていると土がぬかるんでいることも多く、場合によっては着替えや履き替え用の靴を用意した方が良い場合もあるでしょう。

雨が強い場合はブルーシートを敷くなどの対応は施主側で行った方が良いかもしれません。

 

 1-3.地鎮祭当日までに準備するべきもの

地鎮祭お供え物

一般的に地鎮祭までに、以下のようなものを準備するべき、と言われていますが、最近では神社側で全て用意してくれます。

一般的に言われる地鎮祭に準備すべきもの
  • 中央に設置する祭壇
  • お供え物(酒、米、塩、「海・山・野の幸」)
  • 初穂料(のし袋にお金)
  • 榊(さかき)
  • 人数分の盃

細かいものは割愛しますが、上記が昔から地鎮祭に必要なものです。

ですが、現在は神社側で用意してくれますので、「初穂料(のし袋)」だけ準備すれば問題ありません。

注意
神社によってはプラス料金で全て用意してくれるところや、全て料金込みで用意してくれるところなど、様々です。
準備できない神社もたまにありますので事前に確認しておきましょう

 

2.小さな子供や赤ちゃんについて

地鎮祭に関して、小さな子供や赤ちゃんがいる場合、どうすれば良いのか疑問になる部分もあるかもしれません。

ここで少し解説しておきます。

 2-1.子供は必ず参加させた方が良い?

例えば地鎮祭を平日に行う場合、子供が学校を休まないと地鎮祭に参加できない可能性もあります。

もちろん、地鎮祭は家族の思い出になるので参加できるのであれば参加した方が良いでしょう。
ですが、決して無理に参加する必要はありません。

ご夫婦のみで地鎮祭をやる方も結構多くいらっしゃいます。

なお、どうしても参加させたい場合や会社を休めない場合など、地鎮祭を早朝7時から実施する施主の方も結構いらっしゃいます。
7時であれば30分ほどで地鎮祭が終わるので十分学校や仕事に間に合います。

 

 2-2.子供や赤ちゃんを参加させる場合、注意点はある?

小さな子供や赤ちゃんがいても、注意点は全くありません。
可能な範囲でぜひ参加させて下さい。

式の最中に赤ちゃんがぐずったりなどは日常茶飯事ですし、神主さんも良く分かっているので、式典の邪魔になるようなこともまず起きません。
(子供が神主さんにちょっかい出さなければですが)

後述しますが、式の最中に参加者全員が交代で玉串を納める場面があります。
玉串を納める直前に二礼二拍一礼もありますが、小さな子供は大人と一緒に行えば全く問題ありません。

式典では赤ちゃんも抱きかかえたままでも支障はありません。

 

3.地鎮祭が始まるまでの流れ

地鎮祭のイメージ

地鎮祭当日の式典が始まるまでの流れを解説します。
正直解説するほどのことでも無いですが、念のためです。

集合時間にはぎりぎりに到着すれば特に問題ありません。

基本的に神主さんが集合時間の30~1時間前に来て準備をしてくれているからです。
(1章で解説した準備品を施主側で用意する場合は1時間前には集合して準備を行いましょう)

建築会社の住宅営業マンや監督も集まっていると思います。
一緒に神主さんに挨拶だけ行っておきましょう。
(準備の邪魔になる場合があるので、この段階で初穂料は渡さないようにしましょう)

また、式典の最中に写真撮影を行うといいと思いますので、住宅営業マンにカメラや携帯を渡して撮影してもらう準備をしましょう。

 

4.式中の流れ

続いて、地鎮祭の式中の流れを解説します。

とはいえ、神主さんが全て仕切って運営してくれますので、指示に従えば問題ありません。
流れの中で施主がやるべきことは少しありますので、それは後述します。

1. 神主さんの挨拶、解説
最初に神主さんから地鎮祭を執り行う前の挨拶や、簡単な解説があります。
施主は特に挨拶などはしなくても大丈夫ですのでご安心下さい。
(施主挨拶をする地域もあります)

2. 修祓(しゅばつ)の儀
ここから実際の式典がスタートです。
基本的には神主さんが進めていきます。
修祓の儀は参列者を清める儀式です。一同頭を下げた後、神主が大麻(おおぬさ)を手に持ち、来場者に向けて左右に払うしぐさをします。

3. 降神(こうしん)の儀
祭壇に土地の神様をお迎えする儀式です。
神主さんがオーと唸るような声を出し、神様を降臨させます。こちらも参列者は頭を下げておきます。

4. 献饌(けんせん)
酒・水の入った容器のふたを開け、神様にお供え物をささげる儀式です。
参列者は見ているだけで大丈夫です。

5. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
土地の神様に工事の安全や未来永劫、豊かな生活が送れるように祈願します。神主さんは施主や施工業者の名前を含んだ祝詞を読み上げます。

6. 四方祓(しほうばらい)
敷地の四隅を清めるため、施主と家族で順番に紙と麻を2センチ程に切った切麻(きりぬさ)や酒などを土地の四隅にまいてお祓いをします。
神社によって順番が前後することもあります。

7. 地鎮(じちん)の儀
施主にとって肝心な儀式です。
土地を象徴した盛砂に、施主、施工業者が鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。
入れる際は「エイ、エイ、エイ」と声を出して行います(エイは栄という文字)。
施主は代表者一名が行うので、ご主人が参加すれば良いでしょう。

8. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串という、榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、紙のヌサ(幣榊に紙垂を付けたもの)を神前に捧げて拝礼する儀式です。
参列者が交代で二礼二拍手一礼を行い、玉串を納めていきます。

9. 撤饌(てっせん)
お供え物を下げるために、お酒やお水の容器に蓋をします。
参列者が行うことはありません。

10.昇神(しょうしん)の儀
参列者全員頭を下げておきます。
神様に戻っていただく儀式です。降神(こうしん)と同様に、神主がオーと唸るような声を出します。

11.神酒拝戴(おみきはいたい)
神様にお供えしたお酒を参列者全員が頂きます。
神主さんが盃を配って、お酒を少しずつ入れ、最後の乾杯をします。
運転者もいると思いますので、実際には口に入れなくても大丈夫です。

12.閉式の辞(へいしきのじ)
神主さんより式典終了の掛け声、またお祝いの言葉があって地鎮祭は終了となります。

 

 4-1.施主がやるべきこと3点

地鎮祭鍬を入れる

上記の流れの中で、施主がやるべきことは3点のみです。

  • 四方祓(しほうばらい)
  • 地鎮(じちん)の儀
  • 玉串奉奠(たまぐしほうてん)

 

四方祓(しほうばらい)と玉串奉奠(たまぐしほうてん)はご家族や他の参列者も行いますし、神主さんの指示に従えば大丈夫です。
ですが、地鎮(じちん)の儀は施主の見せ場とも言えます。

小さな砂山に3回すきを差し込んで「エイ、エイ、エイ」と叫びます。
「栄」という意味の「エイ」ですので、未来永劫、施主の家族が繁栄していくように、という意味が含まれます。

恥ずかしがらずに元気いっぱいに叫んで下さい。

他、式典中にやることはありません。

 

 4-2.写真撮影のタイミング

写真撮影のタイミングは明確なルールがあるわけではありません。

ですが、抑えるべき撮影ポイントがあるのでご紹介しておきます。
基本的には住宅営業マンなりが撮影してくれるとは思いますが、自分で撮りたい人向けの解説です。

 

写真撮影は、上記式典の流れの1~5番まではできません。
神主さんが進めているだけですので。

撮影は6番の四方祓から行って下さい。
家族が順番に土地の四隅に行きますので、交代で撮影できます。

また、7番地鎮(じちん)の儀、8番玉串奉奠と、施主がやるべき3点と同じで、それぞれも撮影ポイントとなっています。
特にご主人の地鎮(じちん)の儀は動画などで撮っておくとよいでしょう。

 

5.地鎮祭終了後の流れ

地鎮祭終了後は、神主さんも含めて、家族全員で記念写真をしておくとよいでしょう。

その後は、神主さんより「鎮めもの」や「お札」などがもらえます。
鎮めものは土地の神様をあらわすもので、工事の無事を祈願したものです。

基礎工事の際に土の中に鎮めるものですので、施工会社の監督なりに預けて、埋めてもらいましょう。

地鎮祭終了後は、特に片付けなども必要ありませんので、神主さんや施工会社の人に挨拶して退散しましょう。

 

 5-1.初穂料(のし袋)を渡すタイミング

初穂料(のし袋)は地鎮祭終了後に神主さんに手渡ししましょう。

上述した鎮めものを受け取った後に渡せば良いでしょう。

ただ、地鎮祭が始まる前に神主さんが準備を終えて時間が余っていそうだったら、先に渡してしまっても問題ありません。

 

6.まとめ

地鎮祭の流れは把握できましたか?

実際には地鎮祭の流れは把握していなくても、神主や施工会社の営業マンなりが説明してくれると思いますので、ご安心下さい。
ただ、見せ場もありますし、思い出に残るように記念撮影して頂ければ良いと思います。

 

なお、地鎮祭以外の新築の流れを全て網羅したページがありますので、地鎮祭あとのスケジュールを確認したい場合はご参照下さい。

上棟式に関しては下記ページをご参照下さい。

 

最後までご愛読頂きまして有難うございました。







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