【地鎮祭って必要なの?】しない人の割合を経験から解説!

地鎮祭イメージ




注文住宅で新築を進めると、担当営業マンから「地鎮祭」を実施するかしないかを聞かれます。

地鎮祭って正直よく分からないし、めんどうだけど、実家の親もやるように言っているし、やっぱりやった方がいいかなぁ、と悩む方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな地鎮祭が必要なのかを解説していきます。

この記事の内容は以下の通りです。

本記事の内容
  • 地鎮祭を実施した方が良いのかが分かります。
  • 地鎮祭をしなかった場合、何か問題が発生するかどうかが分かります。
  • 一般的にどれくらいの割合の方が地鎮祭をやっているかが分かります。

では、地鎮祭の意味合いから順番に解説していきます。

1.地鎮祭の意味合い

地鎮祭をやる意味合いは下記の通りです。

地鎮祭の意味
建築工事が始まる前に土地の神様を祭って、工事の無事を祈願する儀式です。また、工事の無事だけでなく、将来ずっと安全に生活しているように、またその土地に住む家族の繁栄を合わせて祈願するのが地鎮祭です。

地鎮祭は神社に依頼をし、祈願をしてくれる神主様を招きます。
土地の神様にお酒やお米、果物などをお供えして祈願します。

その際、一緒に親族を招いたり、施工会社からは担当営業マンや工事監督も招き、一緒に安全と繁栄を祈願しつつ、着工をお祝いします。

2.地鎮祭の手間ってほとんど無くなった?

地鎮祭お供え物

神社に依頼したり、テント・テーブル・お供え物などの必要備品を用意したり、神社に支払う祈祷料(初穂料)を用意したり、地鎮祭はめんどうなイメージを持っている方もいます。
確かに昔は色々段取りをしなくてはいけなくて、大変でした。

しかし、現在はほとんどの手間が無くなりました。

基本的にお施主様がやるべきことはたったの2つです。

地鎮祭にやるべきこと
  • 神社に支払う祈祷料(初穂料)を封筒で用意
  • 親族に連絡して日程調整

今は、ほとんどの建築会社の住宅営業マンが神社に依頼をし、段取りをしてくれます。
また、お供え物など全ての必要備品は、ほぼ神社側で用意してくれます(料金はプラスになり、自分で準備することも可能です)。

つまり、地鎮祭は費用が掛かるくらいで、かなり気軽にできるものになりました。

注意
少数ですが神社によっては備品類を準備していないところがありますのでご注意くださいね

3.地鎮祭の費用相場

地鎮祭のテント

もちろん依頼する神社によってバラバラですが、地鎮祭の費用はおおよそ3万円~5万円以内になります。

平均すると35,000円前後が一般的です。5万円は高い方です。

昔は備品も施主側で準備をすることも多く、5~8万円前後費用が掛かっていました。
あんまり書かない方が良い情報かもしれませんが、神社の方も住宅営業マンに対して、地鎮祭を依頼してもらえるように営業することもあり、競合することで値下げも進んだと思われます。

他のサイトにテントや祭壇のレンタル代とか、車代とか、弁当代とかで10~20万円掛かると書いてありますが、そんなゴージャスな地鎮祭はほんの一握りです。
テントや祭壇などは神社で用意してくれますし、車も神主さんは自分で乗ってきます。地鎮祭は30~40分で終了しますので弁当も必要ないでしょう。

基本的に35,000円以外の費用が掛かることはほとんどありませんのでご安心下さい。

4.地鎮祭をしない人の割合は?

最近は地鎮祭を実施する人は減ってきた、と言われていますが、実際の割合はどれくらいなのでしょうか?

大きなアンケート情報は無いので、私の経験上から見た割合になります。
とはいえ、私個人だけでなく、関わった監督や大工、他の営業マンからの情報もありますので、精度は高いと思います。

2016年~2017年の地鎮祭をやった方の割合は、おおよそ半分の50%ほどと思います。

特に20代~30代前半の方は実施する率がもっと低かったと思います。やはり30代後半から50代までの方は実施が多かったです。
トータルでは半分くらいでしょうか。

さらに、上記は注文住宅のみの話です。
建売住宅の場合は基本、地鎮祭は実施しません。

注文住宅と建売住宅の割合も半分くらいです。
つまり、家を建てる人の4分の1くらいしか地鎮祭を行っていないことになりますね。

もちろん、ハウスメーカーや工務店によってはお客様の年齢層が異なるので偏りはあるでしょうが、そこまで大きな差は無いと思います。
この先も地鎮祭は減っていく傾向にあるでしょう。

5.地鎮祭を無理してやらなくても良い理由とは?

地鎮祭鍬を入れる

結論から言うと、地鎮祭は無理に実施する必要はありません。しなくてもデメリットはありません。

地鎮祭をしなくても良い理由を具体的に解説していきます。

 5-1.地鎮祭は宗教的な意味合いですので、信じていない場合は必要ない

地鎮祭は基本的に仏教や神道などの宗教です。
特に仏教や神道を信じていない場合は意味がないでしょう。

もちろん、しっかりと信じていないにせよ、地鎮祭をしないとすごく不安になりそう、という気持ちがある場合は実施した方が良いでしょう。
上記解説した通り、費用も大きくありませんし手間も掛かりませんので。

親族の方で仏教や神道の信者の方がいて、地鎮祭は絶対にやった方が良い、と言われている場合にも実施した方が良いでしょう。
個人的な意見ですが、何か自宅でトラブルがあった時などに「地鎮祭をやらなかったからだ」と言われると辛い気持ちになるからです。

ただ、上記以外で地鎮祭をやらなくても不安を感じなさそうだ、という場合はしなくても何の問題も無いでしょう。

 5-2.地鎮祭をしなくても大工のやる気は無くならない

たまにある誤解です。

地鎮祭は建築会社の方を労う意味があるから、しないと大工さん達のやる気が無くなってしまう、
これは絶対にありません。

大工も労う意味があるのは「上棟式(じょうとうしき)」です。地鎮祭は関係がありません。

※上棟式に関しては下記ページをご参照下さい。

また地鎮祭には基本、建築会社からは代表で担当営業や現場監督くらいしか来ません。
(施主の希望でたくさん呼んで労いたい場合は別です)

ですので、地鎮祭をしなくても建築会社に対してデメリットになることはありません。
住宅営業マンや現場監督からしたら、地鎮祭に参加する手間が無くなるくらいです。

補足
住宅営業マンや現場監督は、地鎮祭に参加することをめんどうに感じる人は少数です。やっぱり思い入れがありますし、何より施主やその家族とコミュニケーションが取れる機会が多い方が有難いものです。場合によっては営業になりますし

6.地鎮祭を実施した場合のメリットとは?

地鎮祭をしなくても問題はありませんが、やったらやったで、メリットはあります。

もちろん、安全祈願ですので安心感を得られるでしょう。
ただ、それ以外のメリットもあります。

 6-1.地鎮祭は家族にとって思い出になる

ほとんどの方が地鎮祭は初めての経験になると思います。
その経験は素敵な思い出になります。

例えば私が勤務していたハウスメーカーでは、契約後~引渡しまでに色々写真を撮って、引渡しの1か月後にサプライズとしてアルバムをプレゼントしていました。
もちろん地鎮祭の写真もあります。

地鎮祭の写真はもちろん神主さんも入りますし、親族の集合写真にもなります。
また、更地の写真ですので、地鎮祭の画像はアルバムのスタートにもってこいの写真になります。

ご家族で家が建つまでの写真を撮って思い出にしていくにも地鎮祭は最適だと思います。

 

ご主人が鍬(くわ)を持って大声で「エイ、エイ、エイ」と叫ぶ場面などもあり、家族から見たら頼もしさを感じるところでもあります。

そういった意味で、私は住宅営業の時は思い出になるからと実施を勧めていました。

⇒ 地鎮祭を実施する場合の流れは下記ページで解説していますのでぜひご覧ください。


 

 6-2.地鎮祭は親族が集まる機会になる

地鎮祭を実施するのであれば、ご夫婦とお子様だけでやるのではなく、両親族を招いて実施すると良いでしょう。

私は最大20名ほど集まったご家族を仕切って地鎮祭をやらせて頂いたことがありましたが、お互いに挨拶しあったり、住宅について色々情報交換されたりしていました。
仕切るのは大変でしたが、ご家族は何より楽しそうだったので私にとっても素敵な思い出になりました。

家が建った後では中々親族を集める機会はありませんが、地鎮祭は親族を呼ぶには絶好の機会になります。

 

7.まとめ

地鎮祭は必ず必要なものでは無く、特にしなくても問題が無いことがお分かり頂けたかと思います。
ただ、素敵な経験・思い出になるメリットは大きいと感じますので、私個人としては余裕があれば実施すると良いのではないでしょうか。

 

なお、実際に地鎮祭を実施するタイミングの方で、外構に関して打ち合わせは進んでいますか?
もしも進んでいない場合は急いで打ち合わせをやりましょう。
詳しくは下記ページをご参照下さい。

最後までご愛読頂きまして有難うございました。



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