【風水では土地選びを優先すべき】運気が上がる環境や土地の形

「風水的に、どんな土地を選べばいいの?」

「運気が上がる土地の形やNGな土地を教えて欲しい!」

そんな疑問にお答えします。

 

なるべくなら運気が上がるような土地選びがしたい、と気軽にこの記事をクリックした方も多いかも。

ただ、正しく風水の基本を学んでいくと、「土地選び」は住宅の間取りやインテリア選びよりも何倍も重要ということが分かってきます。

せっかく本記事にたどり着いたのですから、ぜひ正しい風水の知識を元に土地探しをして頂けたらと思います。

あずた
風水アドバイザーの資格を持っている私が、住宅営業の経験を通して風水的な土地探しについて解説していきます。

本記事の内容はこちら。

  • 風水における土地選びの基本的な考え方
  • 運気を下げないための環境や道路との関係
  • 風水的に良い土地やNGな土地

では解説していきます。

1.風水で見る土地選びの基本

風水でもっとも重要な土地選びについて、「基本」を外してしまえば全てが水の泡。

だからこそ基本的な考えをしっかりと把握していきましょう!

1-1.間取りよりも周辺環境や地形の方が重要

風水を正しく身に付けようとすると、運気や健康を良くするには「人」・「時」・「環境」の3つが同じくらい大切ということを最初に学びます。

間取りやインテリアの考え方が一般的に普及していますが、それと同様に「人の精神」や「物事を成すタイミング」も重要、ということを念頭においておきましょう。

その中の「環境」を分解すると、「敷地の環境」「間取り」「インテリア」の3つに分かれます。

これらの重要度に順位をつけると、次のようになります。

敷地の環境 > 間取り > インテリア

そもそも風水は、大地に流れる大きなエネルギーが溜まる場所を見つけ、それを上手に利用する「環境学」です。

もしも大地や自然のエネルギーが集まらない場所や形の土地を選んでしまったら、間取りやインテリアでどれだけ工夫しても全く意味がないわけです。

だからこそ、土地探しは重要だということを理解しておきましょう。

1-2.山や川は、現代ではビルや道路で考える

ビルや道路昔の風水の考えでは、山や川は土地を守ってくれる神として崇められていました。

特に「北に高い山、東・西に山や川、南は開けている土地はエネルギーが溜まりやすいスポット(龍穴)とされていたそうです。

しかし現代では、ビルやマンションが立ち並び、無数の道路が張り巡らされたことで、昔とはエネルギーの流れが変わってきました。

ですので、周辺の「高い建物」や「道路」が昔の「山」や「川」の役割を果たしていると考えましょう。

※具体的な内容は2章で解説します。

1-3.風水で適切な土地を探してくれる不動産・建築会社を見つけるには

どれだけ風水の知識を学んでも、自分たちで良い土地を探すとなるとなかなか骨が折れるはず。

ネットで見つけた土地や、不動産会社から紹介してもらった土地を、1つ1つ風水的に良いか悪いかを調べていくには膨大な時間がかかるわけですから当然です。

土地探しでは時間との勝負なので、なおさら難しいでしょう。

だからこそ風水的に良い土地を探してくれる不動産・建築会社を見つけないといけません。

土地探しについては下記ページにまとめています。

さらに言えば、不動産・建築会社で風水に詳しい担当を見つけるのもかなり難しいんです。

不動産・建築会社に、いちいち「風水に詳しい担当者を紹介してください」と電話・メールをするしか方法はないでしょう。

ですが安心して下さい。

今はいろいろなサービスが普及していて、風水の土地探しにピッタリのものがあります。

「風水も相談できる」プラン・見積り一括サービスという無料のサービスです。

要望を伝えれば風水的に良い土地の紹介をしてくれますし、風水が得意なハウスメーカーや工務店から間取りも提案してくれます。

風水についてのアドバイスが複数社からもらえるメリットも大きいと思います。

それに「風水も相談できる」プラン・見積り一括サービスには、他にもメリットがあります。

風水も相談できるプラン・見積り一括サービスのメリット
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2.周辺の地形から考えた土地の選び方

本章では、土地の周辺環境について解説していきます。

ただ、解説する前に次のような「方位・方角」が基本となりますのでおさらいしておきましょう。

風水方位

「東西南北」はそれぞれ30°、「北東・北西・南東・南西」がそれぞれ60°となります。

※中国式の風水では8方位すべて45°という考え方もありますが、日本式では上記の通りです。

風水の方位については下記ページにまとめています。

 補足
【風水の方位・方角を完全解説!】各方角に適した色・部屋とは?で詳しく解説していますが、基準となる「北」は北極星を中心とした「真北説」ではなく、コンパスの針を基準とした「磁北説」で方位を見ます。東京では真北よりもおおよそ7°西側にズレした方角です。

2-1.エネルギーが集まりやすい土地を選ぶ

1-2章で少し触れましたが、土地探しでは「エネルギーが溜まりやすい場所」を選ぶのがポイントです。

広い範囲では「京都」や「皇居」の場所が見本となりますが、北に高い山脈、東西に山・川(大きな主要道路でもOK)、南は開けている地域がエネルギーが溜まりやすく理想的です。

また、狭い範囲では北にビル・マンションなどの高い建物が多い、東西に広めの道路や川がある、南は開けている土地がオススメです。

北東の鬼門・南西の裏鬼門の方向に高い建物があると「鬼門封じ」の効果もあり、吉となります。

※狭い範囲というのは、敷地の隣にビルや川がある、というわけではなく、数百メートルほど広い範囲のことです。

とはいえ、どれだけ慎重に探しても100%の土地は絶対にありません。

例えば、敷地に立ってみて、何となく南が開けているな、北に少し高めの建物が多いな、くらいでも十分です。

2-2.吉になる斜面の向き

エネルギーが溜まりやすい土地かどうかは、周辺の土地の傾斜にも関係があります。

これは日当りの良さとも同じです。

方位別の吉・凶をリスト化してみました。

  • 南向きの斜面:大吉
  • 北向きの斜面:大凶
  • 東向きの斜面:吉
  • 西向きの斜面:凶

特に北に下がる斜面は避けるのが良いでしょう。

 補足
敷地に対する周辺の道路の高低差を見れば、土地の傾斜が分かりやすいと思います。

3.幸運を呼ぶ土地と道路の関係

3章では土地と道路の関係について解説していきます。

1-2で解説した通り、道路は川と同じでエネルギーの流れに大きく関わっています。

土地と道路の配置によって吉にも凶になるため、本記事の内容を元に土地探しを行いましょう。

3-1.吉になる配置、凶になる配置とは?

まずは敷地と前面道路の配置を方位別に見てみましょう。

下記図を参照してください。

土地と道路の関係

まず、鬼門・裏鬼門に当たる「北東・南西」にある道路はもっとも良くない大凶とされています。

それぞれ60°の範囲なので厳しい条件ですが、特にこの2つの方位は避けるようにしましょう。

道路の向きがギリギリ北東・南西に入ってしまう場合でも、玄関の位置を多少ずらせば避けることができます。

反対に「北西・南東」の道路はもっとも運気が上がりやすい大吉となります。

特に南東は日当りも抜群なのでベストな配置ですが、どうしても土地の価格が上がりやすいため注意しましょう。

「東・西・南」の道路は吉となります。特に「東・西」の道路は現実的(値段的)に狙いやすいかもしれません。

「北」の道路は凶です。

日当りも悪くなるため安い土地が多いですが、風水的にもあまり良くないのでなるべく避けるのが無難だと思います。

3-2.道路が突き当たる土地は危険

敷地に対する道路の向きによって、運気が下がるだけでなく事故を起こしやすい土地があります。

風水の中ではかなりたくさんのNG道路がありますが、現実的にありえそうなものだけピックアップすると、下記画像の道路はなるべく避けるようにしましょう。

良くない道路

道路の延長線上に土地が配置されている場合です。

画像左上の「T字路」の突き当りが有名ですが、その他、造成地などで多い袋小路の住宅も健康運が下がりやすいと言われています(右上)。

また、左下のような角で、土地が三角形になりやすい場所も凶となりやすい(土地の形については次章で解説)。

これらの土地は金額的に安くなりがちですが、なるべくなら避けるのがベターだと思います。

4.風水的に良い土地の形

運気や健康をアップするために次に意識すべきは「土地の形」です。

ただ、優先はあくまでも「土地の周辺環境」。

土地の形状は二の次で、周辺環境ほど意識する必要はなく、建物や外構でカバーしやすいことは覚えておきましょう。

4-1.なるべく四角形の土地を選ぶ

風水的に、土地の形はなるべくキレイな「正方形」「長方形」に近い方が「吉」とされています。

形がいびつで辺が丸かったり、角が多い土地はなるべくなら避けるようにしましょう。

中でも特に「三角形」は「凶」を招きやすい。

それぞれの角が尖っているほど良いエネルギーを弾いてしまうからです。

ですので三角形の角地は避けるのがいいでしょう。

 補足
ただし、三角形の角の手前に「塀・フェンス」を設置することで風水的に「四角形」にする、という対策もできます。

4-2.土地の一部が欠けている旗竿などは避けよう

風水の考え方に、土地・建物の「はり」や「欠け」、というものがあります。

はりと欠け

はりや欠けがある方位によって運気が異なりますが、基本的に「はり」は運気が上がり、「欠け」は運気が下がる傾向にあります。

※はりや欠けが一辺の3分の1以下の場合は含みません。

はりや欠けについて、また中心出し方は下記ページにまとめています。

つまり、土地に関しても「旗竿地」のような「欠け」がある場合は避けた方がいいでしょう。

4-3.道路や周りが高い土地はGL設定を上げよう

土地に対して周りの敷地や道路の方が高い場合、エネルギーが流れ込みにくくなってしまいます。

それに、風水に限らず現実問題として水はけが悪くなるため、避けた方がいいでしょう。

立地が良くてどうしても買いたい場合は、建築会社との打ち合わせでGL設定を上げるように依頼すれば、「凶」を緩和できると思います。

ただし、GL設定を上げれば上げるほど、盛り土が必要となり費用が上がりますので注意が必要です。

GL設定に関しては下記ページの1-4章で解説しています。

5.その他、運気を下げるNGな土地とは?

5章では、今まで解説してきた内容以外で、運気を下げるNGな土地を2つ紹介していきます。

5-1.造成の影響で玄関を鬼門・裏鬼門に配置しないといけない

1つ目のNGな土地は、玄関の位置を「北東(鬼門)」「南西(裏鬼門)」にしなくてはいけなくなるような土地です。

造成地

高低差のある分譲地などでよく見かけると思いますが、駐車場や外階段が最初からコンクリートで作られている土地があります。

その場合、間取り上、どうしても玄関の配置がある程度「固定」されてしまいます。

その玄関の配置・向きが鬼門・裏鬼門の方位の範囲に入ってしまうと、「凶」を招いてしまうことになる。

もちろん玄関の配置や向きを変更すればいいのですが、土地によってはかなり不便になってしまうはずです。

ですので、造成によって駐車場や外階段が最初からある土地は方位に注意しましょう。

5-2.神社仏閣・お墓が100m以内にある土地

2つ目のNGな土地は、100m以内に神社やお寺、お墓があるパターンです。

風水の考えでは、神社仏閣は巨大なエネルギーが溜まるスポットになります。

そのため周辺の土地は逆にエネルギーが枯渇する傾向にあります。

また、お墓は「隠宅(いんたく)」、住宅は「陽宅(ようたく)」と言い、根本的に住む世界が異なり集まるエネルギーの質が違います。

ですので、あくまで目安となりますが、100m以内に神社仏閣・お墓がある土地は避けましょう。

6.まとめ

風水における土地選びのポイントはお分かりになりましたか?

本章で述べた土地を全て網羅することははっきり言って不可能ですし、そんな土地があったとしても法外な値段のはず。

ですので、予算が可能な範囲で土地の機能性も含めて、「なるべくなら」という程度の気持ちで探すといいでしょう。

また、1-3章で紹介したような風水に詳しい不動産・建築会社やその担当者を探すのがもっとも効率的に運気が上がる土地を探すポイントだと思います。

 

最後までご愛読頂きましてありがとうございます。

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