新築でおすすめの外壁材をズバリ解説【2019年度最新】

外壁イメージ




家疑問くん「色んな営業マンにタイルやサイディングとか外壁材のメリットやデメリットを教えてもらったけど、結局どれがいいか分からない!」

そんな疑問にお答えします。

 

 

特に2019年度版ということで、進化してきた最新の外壁材でのおすすめをズバリお答えしていきます。

本記事の内容はこちらです。

本記事の内容
  • 新築での外壁材の種類や特徴が分かる
  • 最近の標準仕様の外壁材や、タイルなどにアップグレードした場合の価格差
  • 最終的には最も進化したサイディング材がおすすめだけど、その理由が分かる

 

では早速解説していきます。

1.新築の外壁材の種類や特徴

最初に、最近の注文住宅業界で主に使われている「外壁材」の種類やその特徴を解説していきます。

他のサイトを見ても、外壁の種類は細かく上げると何種類もありますが、大きく分けると以下の3種類になります。

外壁材の主な種類
  • タイル
    粘土、石、土などなど、自然の素材を1300度の高温で熱して固めた薄いブロック(タイル)を張り付けていく外壁。
  • サイディング
    セメント質と繊維質を混ぜたものや金属や木材など、様々な原料などでタイプが異なる。基本板状に作られ、それを張り付けていく外壁。
  • 塗り壁
    モルタルや漆喰、土など様々な素材があるが、それらを下地として縫って仕上げる外壁。下地の上に塗料をスプレーガンなどで吹き付ける場合などがある。

特にこの3種類さえ覚えておけば、問題ないでしょう。

その他、ALCやRCなどのコンクリート系やレンガ系などの外壁材もありますが、特殊な施工・デザインのハウスメーカーや工務店しか扱っておらず、あまりポピュラーではないので本記事では割愛します。

 

では1つずつ特徴を解説していきます。

 1-1.タイル

タイル

3種類の中で「タイル」は最も高価です。

その分、耐久力は高くタイルそのものはほぼ劣化しません。
また、傷などにも強い素材です。

初期投資が大きい分、メンテナンスコストは最も低くなります。

厚みがしっかりあり、凹凸がはっきり分かるので、高級感が出る素材です。

 

注意
メンテナンスフリーとうたっているハウスメーカーや工務店もありますが、実際には目地の部分が劣化することもありますし、汚れたりカビることもあるので、清掃費用も発生します。どんなメーカーのタイルであろうが、メンテナンスが完全に無くなるわけではありませんので注意して下さい。

 1-2.サイディング材

サイディング材

3種類の中で現在最も主流となっているのが「サイディング材」です。

タイルよりも安価で使い勝手良い素材です。
また、軽さがあるので耐震にも向いている特徴があります。

現在は素材・デザインなど種類も多く、かなり選択の自由度も高いです。

タイルに比べ、サイディング自体は色褪せが発生するので、10~25年ほどで塗装する必要もあります。
また、目地の部分はタイルよりも劣化が早く7~10年ほどでメンテナンスが必要になるなど、タイルよりもメンテナンスコストが掛かります。

  • メンテナンス費用については下記ページにまとめています。

なおサイディングは素材別に種類が分かれており、基本的に下記3種類を把握しておけば問題ありません。

サイディング材の主な種類
  • 窯業系(ようぎょうけい)サイディング
    セメント質と繊維質を混ぜたものをベースとした素材です。最もポピュラーでデザインや種類が豊富なサイディングです。
  • 金属サイディング
    金属をベースとした素材です。窯業系よりも高価で、長持ちする特徴があります。またデザインは金属ですので無機質な雰囲気になります。
  • 木製サイディング
    木をベースとした素材です。色褪せや劣化が早いのが特徴ですが、天然木のサイディングもあり、自然な風合いが強くでます。

 1-3.塗り壁

塗り壁

3種類の中で、初期コストは最も安く、また色、デザインは最も重度が高い外壁です。
しかし、もっとも劣化が早く、メンテナンスコストが最も掛かる素材となります。

ハウスメーカーや工務店によっては、かなり高価な吹き付け塗料を使って、15年以上ひび割れや色褪せが発生しない場合もありますが、基本的には10年に1回は吹き付けをやり直す必要があるなど、コストが掛かります。

近年ではタイルとサイディングが主流となっており、塗り壁はどんどん使われてなくなっている外壁です。

最近の木造住宅では外壁と室内の壁との間に隙間を開けて湿気を逃がす「外壁通期工法」という作り方をしている建築会社が多くなっています。
外壁と室内の隙間には防湿シートなどを入れたりもするのですが、その工法には塗り壁が不向きになります。

補足
外壁通期工法によって、壁内結露を防ぎ住宅を長持ちさせる効果があります

また、塗り壁は施工が難しく、仕上がりが技術に左右されたり、近年の職人不足もあるなど、色んな要因で使われなくなっています。

 

タイルかサイディングで悩まれる方がほとんどとなります。

 

2.ハウスメーカーや工務店で標準仕様になっている外壁材とは?

ハウスメーカーの外壁材

ハウスメーカーや工務店では、それぞれの個性を活かし、様々な外壁材が「標準仕様」(本体価格に含む)になっていることがあります。

サイディングを標準仕様にしている注文住宅メーカーもあれば、専用のタイルや塗り壁を標準仕様にしている場合もあります。

  • 標準仕様やオプションについては下記ページにまとめています。

上記ページにも記載してありますが、同じ外壁材を大量仕入れすることで、仕入れコストを抑えることができます。
結果、建物本体の価格を抑えるために色んな部材・設備をパッケージ化し、建物を商品として販売しています。

特にハウスメーカーで規格が決まっていることが多く、例えばサイディングが標準仕様なら、タイルにするにはオプション費用が発生します。

 

なお、ほとんどのハウスメーカーでサイディングを標準仕様としていますが、一部の下記ハウスメーカーはタイルが標準仕様になっています。

※メーカーによっては商品シリーズによってタイルが標準の場合とそうでない場合があります。

タイルを標準仕様にしている大手ハウスメーカーの価格帯はやはり高めになっています。
クレバリーホームが比較的低い価格帯に位置していながらタイルを標準としています。

補足
塗り壁+吹き付け塗装しているのは三井ホームくらいで、他はあるのかもしれませんが聞いたことはありません。

その他、自然素材をウリにしているハウスメーカーや工務店もありますが、上記以外のほとんどがサイディングを標準とし、タイルをオプションとしています。

 

3.新築の標準仕様からグレードアップした場合の価格差

「サイディング」を標準仕様としているハウスメーカーや工務店で、「タイル」に変更する場合のオプション費用はどれくらいでしょうか。

もちろん、選択するタイルにもよりますが、おおよそ坪単価3万円~5万円になります。
30~35坪の家の大きさなら、90万円~175万円が相場となります。

また、タイルを標準仕様にしているハウスメーカーのタイルは、大量生産・大量仕入しているタイルだけあって、タイルの中でも低価格なタイルを使っていることが多いです。

逆にタイルをオプションにしているハウスメーカーのタイルはコストが掛かる分、性能というより、デザイン性に優れているケースが多いです。

 

4.外壁材にこだわって注文住宅メーカーを選ぶ必要はない

こだわりの外壁材

本記事の2章で、ハウスメーカーや工務店によって標準仕様の外壁材が異なる旨の解説をしました。

例えばタイルを標準仕様にしているハウスメーカーの住宅営業マンであれば、必ずタイルを良さをアピールするでしょう。
逆に、サイディングを標準仕様している場合、タイルの悪口を言ったり、外壁材以外の自社のウリをアピールするはずです。

確かに優れた外壁材を標準仕様としているなら、それを大量仕入れしているので、そこだけ見ればお得感があるかもしれません。

ですが、結局タイル分の仕入れコストは本体価格に含まれていますし、その他の部材や設備部分は安く仕入れ出来ていないわけです。

 

つまり、タイルを標準仕様にしているメーカーでも、サイディングを標準仕様にしているメーカーでタイルに変更しても、部材や設備をトータルで考えると結局価格と品質は比例しています。

外壁材を比較対象にしてハウスメーカーや工務店を選ぶ必要はありませんし、意味がないので止めておきましょう。

 

5.結論:コストバランスから考えると進化したサイディングがおすすめ

本記事の本題、結論となります。

2019年度、現在のおすすめの外壁材は「サイディング」です。

数年前までは、メンテナンス費も含めたトータル費用や、デザイン性などを考えると断然「タイル」がおすすめでした。

事実、数年前のお金持ちの方の住宅は、ほぼタイルでした。

ですが、時代は変わり、完全にサイディングが主流になってきています。

ではサイディングがおすすめの理由を解説していきます。

5-1.理由:今までのデメリットを補い進化しているから

サイディング材は安価で使い勝手が良いので普及してきましたが、その普及の過程で大きく進化してきました。

特にタイルと比較した場合のデメリットを補ってきました。

■補ったデメリット1:耐久性
サイディング材は10年で色褪せなどが進み、塗装し直さなくてはいけませんでしたが、最近は塗膜技術が進歩し、15~20年以上色褪せないようになってきています。
(塗膜保証がついたサイディング材も普及)

まだタイルと同レベルには至っていませんが、当然、傷にも強くなっています。
もちろん金属サイディングであれば、耐久性はさらに高くなるでしょう。

■補ったデメリット2:高級感
厚さ18~20mmほどの分厚いサイディングが登場していて、凹凸がタイルなみにはっきりしているので、高級感がしっかり出るタイプもあります。

オプションとして変更するケースが多く、費用が発生しますが、タイルと比較すると遥かに安く済みます。
高級感を求める場合には最適です。

■補ったデメリット3:防火性
防火性も以前に増してかなりレベルアップしています。
防火地域に使用できるサイディング材が多くなってきました。

 

上記のように、サイディング材はデメリットを補いつつ、軽量・コストが低い・デザインの選択肢が多い、などのメリットはそのままとなっています。

だからこそ、現在はサイディング材が圧倒的におすすめとなります。

注意
ローコストメーカーや低価格帯の建売住宅の場合では、以前のように劣化が早いサイディング材を使用している場合もありますので、どこのメーカーのサイディング材なのか、塗膜保証がついているか、などしっかりと確認しましょう

5-2.様々な種類のサイディング

さらに、サイディング材にはどんどん新しいものが登場してきています。

■30年塗膜保証がついた「ニチハ」のプレミアムシリーズ

■長持ちする100%天然木のサイディング
※過去に住宅ニュースをTwitterで呟いたことがあります。

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5-3.目地の部分も長持ちするようにグレードアップできるメーカーもある

唯一の最大の弱点でもあるサイディングの「目地・シーリング」に関しても、長持ちするタイプも登場してきています。

高耐候シーリング材といって、旭トステムニチハなどの外壁メーカーから発売されており、15~20年ほど長持ちします。

オプションなどで若干費用が上がりますが、7~8年に1度目地部分を補修することを考えると、断然安上がりになるでしょう。

 

7.まとめ

個人的にはタイルの家も魅力的だと思いますが、ここまでサイディング材が進化し、コストパフォーマンスが向上してしまうと、完全にサイディング材の勝利と言えます。

現在の住宅業界にここまで普及しているのも、頷ける結果になっていると言えます。

ただ、本記事にも記載しましたが、あまり外壁材だけにこだわらず、メンテナンス費用なども含め、トータルで考えながら注文住宅メーカーを決めて頂ければと思います。

 

最後までご愛読頂きまして有難うございました。

 



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